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最新ネタバレ『アオアシ』302-303話!考察!!Mr.エスペリオンはフィールドの“考える葦”!花の言葉で答え合わせが完了だ!!

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この記事を読むとわかること

  • 練習は異例の紅白戦で引退試合なし
  • アシトが司馬のプレーを追い、キラーパスをトラップ
  • 司馬は直感でプレーし、膨大な経験がプレーに反映される

明日はトップの最終節。

しかし練習は異例の紅白戦です

引退試合は無しと公言する司馬にとって、これが花道の引退試合では?

サポーターの心境は穏やかではありません。

しかも相手の1軍は栗林がチームを仕切ります

レギュラー組のレベルアップを目の当たりするアシト。

本当は栗林のプレーを追っていきたいところですが、今日の相手は違います。

司馬の一挙手一投足に集中するだけです。

アシトは司馬の頭部の揺れを察知すると即ダッシュ

鋭いキラーパスを3日間で一番キレイにトラップします。

司馬のレベルにとって、視るという概念がそもそも異なることを理解したアシト。

この反応に司馬はスゴイと感心します。

 

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『アオアシ』302話のネタバレ

それではアオアシ第302話『その、象徴』の要点をまとめてみました。

練習参加3日目で最高の反応をするアシト。

単なる偶然か、それとも本当に司馬のカラクリを理解したのか

今回はその答え合わせになります。

時間のない場合は目次に内容をまとめていますので、参考にしてみてください。

 

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奥深さ

司馬のパスをキレイに受けたアシトに驚く金子記者。

SBのアシトがゴール前までボールを一気に運んでいきます。

やはり司馬の世界では、視るという概念が違うことを繰り返し認識するアシト

しかしレギュラー組の戻りも早いです。

アシトは視野を生かして、マイナス方向に緩い浮き球をパスします。

そこに待っていたのは遊馬でした

このボールを左足でシュートを放つも、ボールはバーを直撃。

ボールが浮いてゴールはなりませんでした。

ユース生によるベストパフォーマンスに沸き上がるサポーター。

まるで司馬と以心伝心だと杏里を揺さぶるほど、金子の興奮は収まりません。

その様子を冷静に観察する司馬。

アシトは深く一呼吸すると、この3日間で身に染みたことを振り返ります

司馬のプレーは一つ一つが奥深く、ヒヨッコの自分には想像が及びません。

パスからのメッセージ、体の動きにポジショニング、何もかもが深いのです。

その「凄み」の正体とは、言葉にすれば“時間の蓄積”だとアシトは感じます

 

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「視る」ことの意味合い

試合が再開します。

流す紅白戦とはいえ、ベストメンバーの不甲斐ないプレーはサポーターも許しません。

ドリブルする司馬を凝視するアシト

司馬のプレーとは90分間だけのものではありません。

膨大な時間と経験による人生そのものの蓄積です。

司馬の凄みを理解したアシトは、司馬のパスをまたもやトラップ

出口が前を防ごうとすると、再び中央の司馬にリターンします。

2人のキレイなパスワークを見て、サポーターの歓声も上がります。

後方で司馬を確認するアシトは自問自答します。

司馬は確かに視ていました。

しかし、膨大な経験を蓄積した司馬にとっては、視るという概念が違うのです

今のアシトのポジションを司馬は視ていません。

司馬はそのプレーに至る、はるか前から視ていたのです。

 

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生き字引

2度のパスを受けたアシトの考えを肯定する司馬。

ここ一番のボールを出す瞬間は、パスをする相手に目線は送りません。

ほんの少しの仕草で十分なのです。

まずは間接視野でボンヤリと敵味方の位置などを把握

次に過去の経験から同様のシチュエーションが、司馬の脳内に展開されていきます。

最後は数秒前に視たアシトの映像と繋ぎ合わせると、最善手が浮かんできます。

蹴る瞬間に方向を視なくてもパスを出す、司馬の秘密がここにありました

今度は中に入って司馬のパスを受けるアシト。

ユースまでの感覚では、やはり蹴る瞬間は対象を視ていました。

もちろん味方に意図が伝わりますが、同時に敵にも察知されます。

敵味方の両方が分からないところで視ること

司馬の視るとは、膨大な情報量と経験にあってのプレーです。

一流の中の一流が為せる業でした。

化け物だと思いつつ、アシトは司馬のようになりたいと叫びます。

 

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アシトの指標

自力で答えに辿り着いたアシトを素晴らしいと称えるガルージャ監督

一方で注意も必要です。

司馬のプレーは大ベテランだからという、単純なものではありません。

むしろ逆でした。

蓄積したものが瞬時にアウトプットされる、日本人離れした脳の構造をしていたのです

脳の瞬発力にハッとする杏里。

アシトが司令塔向きだと、以前引き合いに出したシャビの実験には続きがありました。

多くの日本人選手は思考を司る「前頭前野」をフル活動します

しかしシャビは違いました。

直感を司る「大脳基底核」が試合中に異常なほど活動していたのです。

シャビは考えるのではなく、直感の選手だったのです

バルセロナの下部組織であるカンテラ。

そこから既に考えるサッカーのカリキュラムが始まり、幼少のころから幾多の場面が蓄積されていきます。

数多くのサンプルである記憶の中から、プレーをしながら直感で選び、実行する。

欧州のトップリーグの選手たちは、考えたその先を進んでいたのです

ピッチを走るアシトには花の姿が浮かびます。

セレクションの昼食時に、考え続けるようアドバイスした花。

色々なことが考え無しで出来た時こそ、自分のものになった瞬間だと話します。

頑張れとアシトに声援を送りながら、花は笑顔であの名言を送りました。

司馬明考こそが、まさに「考える葦」だとアシトは実感します

 

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『アオアシ』302-303話のネタバレのまとめ

花の名言にシャビの実験など、様々な懐かしいエピソードが挿入された今回のお話

怒涛の展開はまるで物語のクライマックスのようです。

アシトの急成長ぶりはトップチームでも健在でした。

細かいセリフ回しで注目するのは、ガルージャのアシト評です。

当初は福田の秘蔵っ子ということで“ラッキーボーイ”呼ばわりでしたが、今回は“ミラクルボーイ”に変わっていました。

司馬のカラクリは、前の前の前のフィールドを把握する間接視野にはじまり、過去のデータあら最善手を打ち出す処理能力

さながら将棋の世界です。

かつてユースBチームで素晴らしいプレーをしながらも、当時のアシトを感性の選手だと否定した伊達。

今回は「直感」という言葉が頻繁に使用されましたが、感性とは次元が違うと解釈すべきでしょう

感性→思考→直感

レベル的にはこんな流れでしょうか。

ここまでのストーリー展開を考えて、連載の初期で花に「考える葦」を伏線でさせていたとしたら、制作サイドは物凄い構成力だと感心します。

シュートを外れた遊馬も残念でしたが、ゴールへの期待も高まります

最後は余談ですが、司馬の名前についてです。

元々歴史ものに興味がある小林先生。

司馬の由来は「三国志演義」の司馬懿(しばい)からと推測しますが、今回判明したのは下の名前が「明考」でした

漢字をひっくり返すと「考明」で、音読みすると「こうめい」。

あぁ、諸葛孔明ね。

やはり司馬懿のライバルとして孔明は外せないと思ったのか。

それとも「パリピ孔明」にインスパイアされたのか。

独特の髪型といい、司馬の謎が深まるばかりです。

 

読者の皆さまがこの後に読んでいる記事はこちらです。

⇒『アオアシ』304話!エスペリオン頂上決戦!栗林VS司馬!! ・・

⇒『アオアシ』303話!ピッチ上の元祖「考える葦」!Mr.エスペ・・

⇒『アオアシ』301話!栗林と司馬の司令塔対決!!パスのカラ・・

⇒『アオアシ』300話!司馬が引退?!それぞれの決戦はじまる!・・

 

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