科学船ペルセウスは無事進水。
これにより人類は石化の謎を解く「世界冒険チーム」と本土に残る「人類発展チーム」に別れます。
船長である龍水は乗船するクルーを独断でリストアップしており、千空、ゲン、クロム、羽京にパワーチームなど主だった面々が選抜されていきます。
サプライズとして動く牢屋に閉じ込めたままの氷月とほむら。
そして女の子にモテたいとゲスな理由で泳いてきたところを無理矢理参加となった銀狼。ともかくメンバーは揃いました。
ペルセウスの最初の目的地は宝島。
千空は宇宙船ソユーズが不時着した島で人類を救う神アイテムをゲットすると言うのです。
いざ、始まりの地へ。
Dr.STONE101話のネタバレ
それではDr.STONE第101話『Z=101 TREASURE BOX(宝箱)』の要点をまとめてみます。
人類が石化光線を浴びて3700年。
いつまでもやられっぱなしと思うなよと千空に秘策ありの様子。
神アイテムは全人類70億人を助けるシロモノらしいです。
時間のない場合は目次に内容をまとめていますので参考にしてみてください。
目指せ宝島
いきなりの神アイテム発言に周囲は驚きます。
封鎖された奇跡の洞窟で採取される復活液をイメージするゲンは、一体何億ℓが必要なのか千空に質問するくらいです。
そもそも奇跡の洞窟による復活液は数日かかって1人分しか取れないため、全人類を救うには絶対的な量が足りません。
千空はその復活液が無限に湧く神アイテムが宝島の宝箱に眠っていると心当たりがあるようです。
ブリッジは俄然冒険らしくなってきたと盛り上がります。
鉱物に関する百物語
場面は3700年前の人類石化から数年後。
千空の父:百夜をはじめとする宇宙船ソユーズのクルーたちです。
結婚指輪であるダイヤモンドをはじめ後世に遺せる貴重な鉱物を“人類の宝”として、時が来るまで静かに宝箱の中にしまいます。
その在処は未来の科学者のもとへ百物語の詩に乗り伝えられてきました。
石上村の現在の伝承者である巫女はルリ。
千空は村が3700年語り継がれてきた知恵袋である百物語の全部を聞き出そうと、出航前のある晩にルリを訪れていました。
覚悟は良いですかと神妙な面持ちなルリ。
そして百物語の其ノ一が語られます。
話は朝まで続きます。
ゲンが二人の元に差し入れを持参して様子を覗きに行くとルリの語りが聴こえてきます。
そろそろ終盤かと思っていましたが、フグなどの毒シリーズの話は其ノ七でした。
まだ一桁と驚くゲン。
姿勢を崩さず其ノ八を語ろうとするルリとは対照的に倒れて水を求める千空。
一旦休憩の給水タイム。
あまりのハードぶりに千空は確かに覚悟の要る所業だと痛感します。
かつて肺炎で倒れたルリも巫女として一生を捧げる仕事だと言います。
千空は石神村の村人ほぼ全員が石の名前から、鉱物に関する百物語を聞きたいのです。
『琥珀』は太陽の色に輝く透明な宝石。
『金』も太陽の色に輝く砂。
再び語りかけるルリ。
そしてこうも続けます。
“宝箱に眠る”
ダイヤの説明も最後は“宝箱に眠る”です。
それを聞いて質問をする千空。
「白銀(プラチナ)は?」
プラチナは金よりも珍しいウルトラレアな鉱石です。
しかしほんの一欠片でもあれば、それを触媒にして硝酸が作り放題になるのです。
「石化復活液∞生産マシンの爆誕だ・・・!!!」
さすがに素材王のクロムもプラチナまでは保有していません。
それならば復活液を少量ずつ貯めることも出来たのに、そうしなかったのには理由がありました。
“ダンパー数”。
人間の脳が群れとして「お互いに覚えられる人数」のことで、一緒に行動できる上限は150人。
軍隊などにも使用される構成単位です。
科学王国の現在の人数は司帝国の100人強と石神村は40人ほどなので、合計は約150人となります。
実はこれ以上人数が増えるとバラバラになるからバイヤーだと、ゲンは千空にアドバイスをしていたのです。
復活液を作ってはみたものの国民がバラバラになり、誰を復活させるかで一悶着あっては困るからです。
司や氷月たちが起こした事変の二の舞は避けたいですし。
しかしプラチナが手に入ればもう人間復活の制限は関係なく、人類丸ごと石化から救い出すことが出来ます。
本土に残るルリは『プラチナ』に関する百物語を語ります。
“白金(はっきん)や白銀(しろがね)とも言い月の色に輝く砂“
そして最後の言葉もやはり“宝箱に眠る”でした。
裸の大将は流れ者
さてプラチナが入っている宝箱はどこに?
無人島に何千年も保存できる箱なんてあるのでしょうか?
そんな疑問に千空は即答します。
ガッチガチの防御力で大気圏突入の高温に耐えられる最強無敵な箱。
鉱石の宝箱は宇宙船ソユーズそのものです!
ソユーズは人海戦術で探しだす。
宝島の宝探し編がスタートだと賑わいます。
そんな中、パワーチームの一人がゲンに大事な話があると相談を持ちかけます。
しかしその男の顔を見ても千空ですら名前が浮かんできません。
その“名無し”は石神村の人間ではないと衝撃の告白をします。
幼いころに一人浜辺に流されてきたのを不憫に思った村人が自分の子と嘘をついて育ててきたらしいです。
そして本名は石神村では浮きすぎるため名無しとして生きてきました。
「オレの本当の名は『ソユーズ』」
自分の故郷ならば案内できるかも、と名無し改めソユーズによる先導でペルセウスは宝島に向かいます。
確実度100億%の情報。
宝島は現在無人島ではないとことです!
次回へ続く。
Dr.STONEネタバレ101-102話のまとめ
今回のキーワードであるプラチナは「白銀(しろがね)」という名前で銀狼&銀狼兄弟のお母さんが使っています。
プラチナの触媒反応については次回あたりで千空が語るはずなので割愛しますが、現在の世界でもプラチナの生産量は金よりも遥かに少ないのでレア度は金よりも高いです。
クレジットカードでも「ゴールドカード」の上位ランクで「プラチナカード」という言葉もありますしね。
次に名無しこと本名ソユーズの登場。
ロシア語で団結、同盟などを意味します。
頭部の模様?傷?から石化解除した現代人かと思っていたら違いました。
よく見ると背中のランドセルのデザインは分離ロケットをモチーフに描かれているのでしょう。
そして重大な事実として宝島にも人が住んでいる可能性があるということ。
幼な子のソユーズを手放さなくてはいけない程の事件が宝島にあったのでしょうか?
今回の名前の法則からすると、宝島の住民はアポロ、エンデバー、ディスカバリー、ボストークなど宇宙船に因んだ名前のキャラクターが登場する可能性がありそうです。

⇒『Dr.STONE』99話!古いアルバムの中に思い出がいっぱい・・