ペルセウスは3700年前に千空の父:百夜が搭乗したソユーズの残る宝島に向かいます。
目的は神アイテムこと百物語にも伝えられるプラチナをゲットするためです。
“白金(はっきん)や白銀(しろがね)とも言い月の色に輝く砂・・・宝箱に眠る。”
巫女であるルリの言葉から千空は宝箱とはソユーズそのものであると推測したのです。
プラチナがごく僅かでもあれば触媒反応で復活液の硝酸を無限に作ることができ、70億人を救い出せるかもしれない。
沸き上がるクルーの中、パワーチームの一人“名無し”が実は石神村の人間ではないと衝撃の告白をします。
本当の名前はソユーズ。
幼子の時に宝島から流されて石神村で拾われた彼は、生まれ故郷ならば案内できるとペルセウスを先導していくのです。
目次
Dr.STONE(ドクターストーン)102-103話のネタバレ
それではDr.STONE(ドクターストーン)第102話『Z=102 科学船ペルセウス』の要点をまとめてみます。
石化現象が発生した南米に向かうかと思いきや、まず第一の目的地は宝島でした。
全速前進するペルセウス。
果たした何が待ち受けるのでしょうか?
時間のない場合は目次に内容をまとめていますので参考にしてみてください。
宝島は新人類発祥の地
ソユーズの故郷は宝島。
ということは宝島には石神村以外にも人類が存在しているのは確定です。
そのため無人島ならば探検し放題でしたがそうもいかなくなりました。
相変わらずの引きの悪さを嘆くゲン。
宝島の人間はそもそも全員が石化しているはずとクロムは疑問を挟みますが、千空は宝島の人々が石神村の遠縁に当たる仮説を立てます。
つまり石化現象の時に宇宙にいて難を逃れた宇宙船ソユーズのクルーたち。
その子孫が宝島で代々生きる民になったというのです。
百物語に遺された創始者の意思を電話の向こうで語るルリ。
“いつの日か日本を目指せ”
恐らくは数千年の間に宝島から外の世界に散り何とか本土に辿り着いた人たち。
彼らが石神村のご祖先に当たります。。
ただし全員が全滅覚悟で外に向かったわけではなく当然島に残った人々もいたはずです。
その残った祖先が現在の宝島の住人になります。
友好的なら良いねとゲン。
メンタリストの出番だと丸投げ千空。
逆らうならばらブッ殺すと物騒なマグマ。
それをたしなめる大樹。
あれこれ宝島の住人を想像する最中、クロムはホワイマンが宝島にいるのではと考えてしまいます。
確かに辻褄は合います。
コクヨウは今まで事実を伏せていたソユーズを詰問しますが、行き過ぎたと行為だと気付き告白したことに礼を述べます。
羽京は電波が飽和するほど文明が発展しているのか正直疑問のようです。
龍水もホワイマンほどの科学力があれば島に籠っていないと判断します。
世界の全てを見たい、全てを知りたい!!
その欲望のままペルセウスの宝島に向けて操舵します。
ソユーズは自分の故郷を今さら知ってどうなるものでもないが、どうしても知りたかったと言います。
それを聞いて千空は「ただ知りたい」が科学全部の原動力だと答え、ゲンも知りたいとする気持ちがあるソユーズは既に「科学王国の仲間」だとフォローします。
仲間という言葉を聞いて涙を浮かべるソユーズ。
これが、ぼくたちの、ペルセウスだ!
石神村の祖先が決死の覚悟で渡った海ですがペルセウスならばあと数時間で宝島に到着します。
科学チームの努力の結晶。
船の中を見たいという杠の言葉に反応する千空と龍水。
そこにカセキも加わり
「どうしても見たいというのなら」
と龍水ですが、科学の仕込みが多数あるペルセウスの詳細を見せたくて仕方がないようです。
お待たせしました。
これがペルセウスの全貌です。
帆を掲げるポールは2本あります。
前方のポールにはサーチライト。
後方の先端には船の眼と耳の役割であるアンテナ、レーダー、GPSを装備。
船内は急階段です。
断面図から大きく3層というのが分かります。
最下層の後尾はエンジンルーム。
前方は食糧などの倉庫のようです。
よく見ると牢獄中の氷月とほむらがいます。
第1層から甲板にかけては温室もあり野菜栽培と乳製品確保のためにヤギもいます。
中央はブリッジとその下は通信室。
寝室は中2層ですがギリギリ人が通れる高さです。
船尾には“科学王国の生命線”の研究室(ラボ)として車ごと収納されています。
ジャッキアップの台に乗っているので、上陸して車での移動も可能です。
ソユーズ嵐の帰還
船は進むよ宝島。
初めての遠洋に銀狼と陽は船酔いをしますが、千空はチョウセンアサガオの薬効成分を抽出して二人の苦痛を和らげます。
医務室付きのペルセウスに嵐が来ても大丈夫と言う羽京。
しかし悪女のように気まぐれな海の天気は瞬く間に嵐になります。
それでもフランソワの入れたラテを楽しむ龍水は慌てるなと超余裕。
そこに「ピンチ」でも「ピンチにも入らねぇ」でもなく「チャンス」とばかりに千空がブリッジに飛び込んできます。
敵か味方か分からない島を相手に嵐を利用すれば気付かれることなく接近できると提案するのです。
総員が持ち場につき緊張が走ります。
コハクの視認。
羽京のレーダー監視。
そして乗組員の肉眼は今まで見たことがない島を捉えます。
その景色を忘れることがなかったソユーズ。
ついに辿り着いた宝島。
鬼が出るか蛇が出るか。
最後は千空の台詞で終わります。
「唆るぜ、これは」
緊迫の次回へ続く。
Dr.STONE(ドクターストーン)ネタバレ102-103話のまとめ
今回の内容は宝島への上陸前の一休みとタイトルにあるようにペルセウスの紹介の回でした。
科学図鑑などでお馴染みの内部断面図。
ラボはいざという時には救急車としても活躍できますね。
砲台などの装備は無さそうですが倉庫に自衛手段の武器ぐらいはあるのかな?
また今回は人間模様としてソユーズへの対応が各々で面白かったです。
自分が村長でない今はソユーズの告白を誉めるしか出来ない不甲斐なさにイラつくコクヨウと背中を軽く叩いて慰める娘のコハクという親子の珍しいシーン。
そして仲間として認めている千空やゲンたちの気遣いなど。
余所者として後ろめたさがあったソユーズも少しは救われたのかなぁと思います。
さて次回。
嵐を利用して島に近づくのは火事場泥棒みたいな気もしますが、相手の様子が分からないのでは仕方ない状況かと。
何せ元が宇宙飛行士6人もいた島です。
科学に関する技術や知識は間違いなく一高校生の千空よりも上なので、現在の宝島の科学力は石神村よりも発展していると考えるのが自然です。
もしそうならば何故今まで石神村にコンタクトを取らなかったのか?
島の場所や大きさなどの詳細も含めて次回以降徐々に明らかになることでしょう。

⇒『Dr.STONE』104話!科学捜査で見つけた住民は?・・