ソユーズの先導により宝島に全速で向かうペルセウス。
しかし目的地にあと数時間のところで天気は崩れて嵐になります。
千空はこの悪天候に乗じて敵か味方かまだ分からない宝島に船を接近させるべく総員配置を指示。
そして眼前に姿を見せた宝島。
ここから先は鬼が出るか蛇が出るか?
一寸先は闇の展開です。
目次
Dr.STONE(ドクターストーン)103話のネタバレ
それではDr.STONE第103話『Z=103 絶望と希望の光』の要点をまとめてみます。
宝島に到着してすぐにでも全員総出で上陸したいところですが、島に住む連中の正体が未だに不明なため迂闊には行動できません。
それでもクロムはレーダーで悪天候の中を進む自分たちの方が科学においては優位と信じています。
嵐が晴れる前に岩影に隠れて停泊すべくペルセウスは前進します。
そのころソナー室では海底の違和感にモニターを見つめる羽京。
嵐が明けいよいよ物語は大きく動きます。
時間のない場合は目次に内容をまとめていますので参考にしてみてください。
行け行け千空偵察隊
嵐の去るギリギリに岩影に隠れることができたペルセウス。
クルー全員による操船の結果だとご機嫌のキャプテン龍水。
1万ドラゴのボーナス支給を約束するほどの切符の良さです。
息上がる陽とマグナを抑えてまずは偵察隊が編成されることになりました。
“偵察隊!?”という言葉にどこかで見た被りモノがヒョコヒョコと姿を現しますが、龍水は樽で隠すとメンバーは最小限で行くべきと提案。
宝島に来た目的は戦争ではなく、石化復活液を無限に生産するために必要なプラチナを宝箱からゲットすることです。
そこから導き出されたメンバーは4人。
千空はプラチナを見つける役。
ソユーズは唯一の現地人として。
ゲンは交渉担当。
コハクは護衛+視力による探索です。
羽京の聴力も欲しいところですが海底が気になるようで船に残りました。
密航者スイカと謎の視線
偵察隊が出発しました。
頃合いをみた龍水は自分が座っていた樽を開けてみます。
するとそこから転がり出てきたのはスイカ。
見送りの時から所在不明でおかしいとは思っていましたが、どうやら黙って密航していたようです。
偵察なら得意技だから皆んなの役に立ちたいと涙ながらに訴えます。
しかし、密航者は出港地に強制送還だと龍水の今までにない厳しい態度でスイカの搭乗を許可しません。
フォローしたフランソワまで叱責され落ち込むスイカですが、大樹から船の掃除を手伝うように促され元気を取り戻したようです。
一方で羽京はソナーで海底にやはり何かがあると探知し、それを聞いて銀狼が海底に潜ります。
掃除をサボれて南国の海を泳げるとウキウキの銀狼でしたが、そこで目にしたものは数多くの石像でした。
報告を聞いてゾッとする羽京。
「時系列が合わない」
石化光線が降り注いだ時には宝島は無人のはずです。
人が増えたのは千空の父親をはじめソユーズのメンバーが島に不時着してから後のはず。
では銀狼の見た石像たちは一体いつ石化したのか?
ただならぬ不安から右手には弓矢を持ち不測の事態に備えてようとします。
そして甲板にいる龍水も背後に謎の視線を感じます。
「誰だ貴様は?」
宝島からの洗礼!
船の方で何か光を感じたコハク。
電波が悪いせいかゲンも電話をかけても船から反応はありません。
しもしも〜と高い所から再度電話をするゲン。
同行したソユーズが双眼鏡でペルセウスを覗くとそこには信じられない光景が!!
「うぁああああ!!」
ソユーズの絶叫を聞いてゲンが見るとー。
目に映るのは石化した龍水!
彼だけではありません。
クロム、羽京、大樹、フランソワ、カセキ、陽etc。
ペルセウスの甲板にいた乗員が全員石化しているではありませんか!
「あぁああああぁああ!!」
皆の変わり果てた姿に絶望からかソユーズ同様に涙を浮かべながら叫ぶゲン。
そんな中、スイカは一人だけ宝島で身を潜めていました。
どうやら石化する直前に龍水がスイカを遠くに蹴り飛ばして難を逃れたようです。
こちらはゲンたちより先行して島を探索する千空とコハク。
視力11.0のコハクが宝島の住人に関する手がかりを発見したようです。
それは捨てられた貝殻でした。
ここから先は現場に落ちていた貝殻を基に100億%犯人こと住人の在り処を炙り出すと、千空には何やら方法があるようです。
科学捜査のスタートは次回明らかになります。
Dr.STONE(ドクターストーン)ネタバレ103-104話のまとめ
一応タイトルからすると貝殻が“希望の光”に相当するのでしょうが、今回はペルセウス乗員が石化される“絶望の光”のインパクトが強烈すぎました。
まさに急展開。
この流れは読者の皆さんも想定外でしょう。
ゲンやソユーズでなくても大声出したくなります。
龍水が辛うじてスイカは逃したようですが、羽京が弓を射る状態で石化されたということは、敵?は一度で広範囲に相手を石化する武器か道具を既に開発、保持していると考えられます。
恐らく海底の石化像の群れも同じように意図的に石化された思われます。
サンゴが付着しているなど破棄されて相当な時間が経過をしているはず。
ということは、宝島では石化装置が大分前に完成をしていたと考えるのが自然でしょう。
また、ペルセウスに対して事前通告無しにいきなり石化光線を浴びせた点まで勘案すると、宝島の支配体制は逆らう者には粛正をという独裁または恐怖政治が確立されている可能性があります。
少なくとも友好的でないのは確かです。
もしかしたらソユーズの本当の両親は、子どもが石化されるのを恐れて島から逃がした可能性もありそうです。
どちらにせよペルセウスのクルー全員を石化解除しないことには話が進みません。
目先の展開としては残された千空やゲンたちは宝島の住人との接触が急がれます。
気になるのは住民から石化の謎を聞き出して南米渡航は無かったことに、なんて方向転換だけはご勘弁を。

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