激闘が続いている音駒高校VS烏野高校。
ファイナルセットは、序盤からお互い一歩も引かない攻防で試合は進んでいきます。
試合が中盤にさしかかると、日向と研磨はお互いを意識しつつこれまた激しい攻防を繰り広げます。
目の前に高いブロックが来ても落ち着いて隙間を探し確実に音駒コートを狙う日向。
それに対し、烏野コートの動きを見て厳しい所を狙ったり、幼なじみの黒尾との息の合ったスーパープレーで追い詰める研磨。
激しいラリー合戦の中、日向は研磨に「たーのしー」と言わせることができ、過去の約束を果たします。
今回は、試合終盤になり更に加速していく烏野と音駒の、ゴミ捨て場の戦いの決着直前まで描かれます。
『ハイキュー!!』323話!のネタバレ
それでは『ハイキュー!!』323話!の要点をまとめてみます。
時間のない場合、目次に内容をまとめていますので参考にしてみてください。
ごめんね。勇者。
場面は、過去の日向と研磨の出会いのシーン。
日向「えーと…、バレーは好き?」
研磨「うーん…別に…なんとなくやってる…嫌いじゃないけど…疲れるのとかは好きじゃない…」
と言っていた研磨。
場面は試合に戻り、息を切らし汗も大量に流しながら必死に戦っている研磨。
疲れるのは好きじゃないと言っていた研磨がこんなにも頑張って必死にプレーをする姿は涙が出そうなくらい嬉しいです。
研磨のトスからの犬岡のスパイク。
これは日向が大勢を崩しながらも拾い、影山が指示を出しながら東峰へ。
ブロックが二枚つくも、東峰の強烈なスパイクで烏野の得点。
盛り上がる会場。
烏野が加速していく。
17-20烏野リードで、音駒高校二回目のタイムアウト。
音駒のベンチではスポーツドリンクで水分を補給しながら研磨がつぶやく。
研磨「瀕死の勇者を回復して戦わせて、時には戦闘不能を蘇生して戦わせて、おれ、これから勇者にごめんねって思って戦おうと思う」
それを聞いてた黒尾と山本は思った。
黒尾・山本(瀕死にはさせるんだな…)
すると福永が、「大丈夫、バレーではあんまり人は死なない」と返す。
そう言われ、だいぶ疲労困憊の研磨は「ふっ」と笑いつつ、試合再開の笛が鳴る。
RPG
試合は再開され、山本のスパイクを東峰のブロックでワンタッチをとり、チャンスボール。こぼれ球を田中がレシーブで上げ、シンクロ攻撃オール!!
影山からのトスは、月島を越えて東峰へ。
とここで、音駒のブロックが二枚ついてきてワンタッチ。
ボールは音駒コートの外へ飛んでいく。
遠くに飛んでく球を夜久が飛び込んでなんとか拾う。
そして研磨は心の中で思う。
≪今、翔陽が思ってる事、多分、おれ、わかる。魔王(てき)を倒すべく死にかけの勇者(じぶん)を操りながらいつも矛盾した事を考えてる≫
『まだ、死なないでよ』
そう思いつつ研磨はふわっとトスを上げる。
山本のスパイクは烏野コートにギリギリ入り、音駒の得点。
まだ、まだ。
とって取られての攻防が続き、
20-22烏野リード。
黒尾の強烈なサーブを東峰と澤村がレシーブ。
影山のもとへ来たボールを月島へ上げるかと思われたが、ここで影山が隙をついてのツーアタック。
音駒は一歩も動けず烏野の得点。
20-23烏野リード。
今度は月島のサーブを福永がレシーブ。
研磨は疲れ切った目でボールを追う。
そしてトスを上げるかと思いきや、お返しのツーアタック。
やられたらやり返す。笑
21-23烏野リード。
音駒の福永が烏野コートの手前を狙った絶妙なサーブ。
これを日向が拾い、影山が上空へ高いトス。
ドンッ!とここで日向の大ジャンプ。
音駒はブロック三枚つくが、そのブロックをものともしない強烈なスパイクを音駒コートに叩き込みます。
この時の上空にいる日向の背中が超カッコいい、ヤバいです。
終わらないでほしい
得点は21-24烏野マッチポイント。
遂にここまできました。
あと一点で烏野の勝利。
サーブは影山。
会場中が息を吞む緊張の瞬間。
強烈なサーブが音駒コートへ。
それを山本が拾うがボールは烏野側へ返ってしまう。
しまった!という表情の山本。
返ってきたチャンスボールを田中がダイレクトアタック!
それを防ごうと研磨とリエーフが慌ててブロックに飛び、ボールはリエーフの手に当たり烏野コートの後方へ。
ブロックに飛んだ研磨とリエーフは空中でぶつかり、研磨はブッ飛ばされる。
リエーフ「!!!うわああ研磨さん!!!」
申し訳なさそうに研磨を心配するリエーフ。
研磨「バカッ!!ボール!!まだ落ちてない!!!」
リエーフに向かって叫ぶ研磨。
音駒メンバーも研磨の迫力に圧倒されます。
(苦しい、しんどい、終わらないでほしい)
そう思いつつ、なんとか態勢を立て直しコートへ向かう研磨。
その背中で今回は終了。
『ハイキュー!!』ネタバレ323話のまとめ
遂に烏野がマッチポイントまで来ましたねー。
研磨の心境の変化が嬉しすぎる回でした。
試合も中盤から終盤に差し掛かり、互いに譲らない攻防。
極限状態での自分の状況をRPGに例えたりする研磨のユーモアさ、そしてバレーボールに対する心境の変化。
面倒くさいとか、好きじゃないとか言っていた研磨が少しづつバレーボールと向き合い、好きになっていく様子が見られて嬉しい展開でした。
そして最後のボールに対する執念。
今までの研磨からは想像もつかないシーンでしたね。
ボールの行方がどうなるのか。
マッチポイントまで辿り着いた烏野はそのまま勝利するんでしょうか?
それとも音駒がさらに踏ん張りをみせるのか、次回はきっと決着がつきそうです。
楽しみに待ちたいと思います。

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