最新ネタバレ『ハイキュー!!』354-355話!考察!コート上のラストサムライ!!絡まる蔦を引きちぎれ!

烏野17-鴎台17の第2セット終盤。

勝負に出た烏野は月島に代えて菅原を投入。

東峰を信じきっている影山と共に決まるまでトスを上げると叫びます。

「1点はとれる」

そう決意した東峰は、いつもの右拳だけではなく全身の力まで筋肉弛緩します。

そして誰もが強打と思った場面にフェイントでふわっと鴎台コートにボールを落とします。

エースの得点が決まり菅原、澤村は東峰と力強いタッチをします。

力を抜いた瞬間に見えた俯瞰からの景色。

ついに烏野がブレイクして1点リードになりました。

この流れに乗りたいと菅原が2回目のサーブに入るとき、東峰は後ろを振り向いて今度はこう言います。

「よし、1点獲ろう」

 

ハイキュー!!354話のネタバレ

それではハイキュー!!第354話『仲間のためにがんばる』の要点をまとめてみます。

今週のジャンプは連載350回突破の記念表紙と巻頭カラーです。

見開きも各ミドルブロッカーには流儀があるとばかりに漢字二文字で特性が表現されています。

日向は「自在」

月島は「理知」

他の選手たちも読むと「なるほど」と納得です。

木兔、ウシワカ、日向、影山と化け物たちがいる領域にいよいよ足を踏み入れた東峰。

緊張が解けた彼のプレーに注目です。

時間のない場合、目次に内容をまとめていますので参考にしてみてください。

 

静かなる覚醒

ブレイクしたので菅原のサーブが続きます。

これまた星海にレシーブを取るように牽制します。

曰く“いやらしいサーブは負けないぞ”。

そのサーブのおかげによる日向のブロックワンタッチ。

月島のコメントも日向に対しては中々の辛口です。

そのワンチを澤村がレシーブすると、ボールはレフト東峰に渡ります。

東峰の一発目。

これを鴎台のブロックを吹き飛ばす主砲の一撃でしたが、野沢が何とかレシーブします。

今までの相手より手の形が残っている感じがする東峰。

それは月島が思うところの、鴎台ブロックの安定した姿勢・手の形、全員の守備に対する意識の高さでしょうか。

繋いでいる鴎台に対して、烏野は攻撃の手を緩めません。

ここぞとばかりに今度はシンクロ攻撃を発動させます。

影山はここでも東峰にトス。

また絡まる蔦のイメージですが、東峰は鴎台のブロックが“いつもよりスローモーション”に感じています。

 

息詰まる総力戦

東峰の二発目。

今度はこのスパイクを上林がレシーブ。

ブロックとレシーブの見事な連携で繋ぐ鴎台は星海が鋭いストレート。

こちらは影山までレシーブに参加します。

すると東峰が今度はセンターで手を上げる日向にボールを下からすくい上げます。

ジャンプは「ドンッ!」

昼神は“よく跳ぶチビ”と思いつつ、またもブロックでワンタッチします。

「阻む阻む鴎台ッ」

これには観戦している音駒の研磨も、鴎台以上に日向に対応できているチームはいないだろうと感想します。

負けじと烏野も田中が必死粘るとボールを菅原に託します。

“もういっかい、もういっかい”と心で唱える東峰。

長いラリーに湧き上がる応援の声とは裏腹に、今は自分の呼吸しか聞こえないほど意識は集中しています。

「レフトォ」

“渾身”の一本。

東峰は「くれ」

菅原は「託す」

澤村は「守る」

エースの要請に応じた菅原のキレイな高いトス。

レフト側にシフトする鴎台の壁は3枚です。

 

最後は根性

スパイク体制に入る東峰の空中姿勢。

それは止まっているように見えました。

「魔の3日目」の2試合目第2セット終盤ですが、美しい空中姿勢に昼神の目は釘付けです。

蔦を振り払うような力一杯のスパイク。

1点取るための三度目の正直。

相手ブロックとネットの間に落ちていくボール。

とうとう東峰が鴎台の壁を打ち切りました!

得点は烏野19-鴎台17。

東峰の執念か鴎台のブロックが先に少し崩れたようです。

右拳をグッとポーズをする東峰に駆け寄る仲間たち。

俺的にはエースは”オイシイ”とする大将。

サーブで狙われ、ムズいトス、がっつりブロックも付いてきます。

それで決めたら確かにヒーローです。

最終奥義「根性」が炸裂しました。

ミカちゃんは見くびっていたサムライヒーローに思わずごめんなさいです。

仲間たちと喜ぶ東峰の真価がついに発揮されました。

 

ハイキュー!!ネタバレ354-355話のまとめ

今回は1点を長いラリーで丁寧に描いています。

東峰が点を取る場面は菅原のトスだったり、ブロックされても絶対拾う覚悟の澤村、決まったシーンにマネの清水をアップにするなど3年生の絆が感じられる演出はgoodです。

その東峰が最後にスパイクを撃つ時の顔は気迫溢れる表情。

そして決まった後のホッとした顔と実に対照的でした。

菅原のトスには影山や宮兄弟が感嘆し、東峰のスパイクに木兎や桐生も唸るなど、地味ですが彼らも全国8レベルの選手というのを認識させられます。

20点手前での2点差は、この後の烏野は鴎台が3連続得点を許さない限りは相当優位に試合を進められることから、第2セットは烏野が奪取しそうな流れです。

 

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