日向の発熱で風雲急を告げる烏野。
武田先生の説得でコートを去る日向がoutで成田がIN。
タクシーで病院に向かう途中も熱心に試合を観戦する日向は、まるでまだコートに居るようです。
得点は、烏野22-鴎台22の同点。
ここで烏野のサーブは影山に回りました。
日向は自分が居ないコートから目を逸らさずに、この瞬間を目に焼き付けようとします。
ハイキュー!!367-368話のネタバレ
それではハイキュー!!第367話『俺たちの春が終わる』の要点をまとめてみます。
扉絵はアニメ化を記念してセンターカラーです。
新キャストは“宮”繋がりか宮侑をウルトラマンゼロこと宮野真守さんが演じるなど楽しみな情報もウラに掲載されています。
長かった戦いも今週でいよいよ決着。
時間のない場合は、目次に内容をまとめていますので参考にしてください。
急げ!
烏野またも緊急事態!
相手コートを抉るような影山のジャンプサーブ。
これを触れば仲間が何とかしてくれると、野沢が必死に食らいつきます。
ボールは一本でそのまま烏野コートに戻りかけたところを、別所がツーアタックのような形で押し返します。
しかしそれをダイブして拾う男!
「んだが西谷、これを上げているっっっ!」
これを月島が“丁寧に”を心掛け田中にトスをすると、キレキレの超インナースパイクが炸裂します。
またも鴎台は拾いますが、再び烏野チャンスボール。
もう1回!と助走距離確保したアタッカー陣が整いシンクロ攻撃が発動します。
しかし、ここで思わぬアクシデント。
スパイクを打つとジャンプした月島の足がつってしまいました!
結局、ボールは誰も打つことが出来ず鴎台に1点献上した格好で1点 ビハインド。
ついに月島までもが筋肉疲労でゲームを離脱となりました。
菅原か山口か
まさに満身創痍の烏野は日向に続きまたもやメンバーチェンジを余儀なくされます。
誰を投入すべきか悩む鵜養。
本来ならばMBの山口であと2回ローテーションが回ればジャンプフローターサーブが期待できます。
しかし、総合力と経験ならば菅原もアリです。
鵜養が「それに」と考えを巡らせた時、声をかけてきたのはその菅原でした。
今のローテと点数ならば山口が妥当だと進言すると、鵜養の気遣いを知ってか言葉を続けます。
「学年なら、関係ないんで」
菅原の表情を見て腹を決めた鵜養は、月島と山口を交代。
月島は清水に抱えられながらコートを出ますが、山口と残る仲間に対して「ブロックはコート全体を見て!サイドとの間を開けないで!」とエキサイト気味に指示を与えます。
試合が始まればコートの中で絶望しているヒマなどありません。
入りたての山口を使いど真ん中のトスを上げる影山でした。
真冬に終わる春の祭典
これで再び同点となり23点で追いついた烏野。
先に1点取った方がマッチポイントですが、王手をかけたのは鴎台。
いよいよ崖っぷちに追い詰められました。
しかもローテが動いたので星海が前衛中央になります。
これが最後のローテになるのでしょうか。
- 田中:サーブ↓
- 影山↓
- 成田(西谷)↓
- 東峰↓
- 澤村↓
- 山口
- 別所 ↓
- 野沢↓
- 戸倉↓
- 昼神(別所)↓
- 星海↓
- 乗鞍
控えの菅原が絶叫する中、必死に繋ぐ澤村の渾身のレシーブ。
「任すぞ、エース」
1秒でも長く手を残せと星海たちの束ブロックが3枚。
東峰渾身のスパイクは激しいブロックの衝撃音を轟かせますが、これを別所が拾い上げます。
最後は星海の「ドン」ジャンプ!
烏野のブロックの上をいくスパイクは、西谷のレシーブを弾きボールは後方に。
多くの人々がボールの行方を見守る中、田中が必死に追いますが届きませんでした。
“俺たちの春が終わる”
そう思う澤村の視線の先にはコートにバウンドするボール。
決着の時は静かに、しかし確実に終わりを告げました。
烏野は準々決勝で力尽きました。
ハイキュー!!367-368話のまとめ
烏野は頼みの綱とされた東峰のスパイクが拾われ、星海の「ドン」ジャンプでの一撃。
最後も西谷がレシーブ出来なければ仕方がないでしょう。
主人公が途中退場というアクシデントでの決着。
日向は勿論ですが、勝った鴎台、負けた烏野も何となくモヤッとした感じは残ったのではないでしょうか。
ともあれ烏野は敗北したことで3年生の引退となります。
3年の菅原をコートに入れるべきか、指導者ならば鵜養のように迷うのはあり得る話ですが、そこはチームの勝利を目指すべきだとする菅原に大人を感じました。
結局、今回のセンターカラーが現チーム全員を描いた最後の絵になりそうです。
「同じ春は二度と無い」
この言葉がやけに重く感じます。
次回は試合後の感想編&3年涙の引退となりそうです。
しばらくは地元に帰った日向が「あの時◯◯がなければ〜」とバッシングの対象になるかは割と県民性が出るのでそこまで描くかは不明ですが、トラウマを植え付けられたことには変わりないでしょう。
これで凹むか克服するかは成長物語として一つ。
もう一つはこの後の展開です。
ラストの予告ではこの先不明なので、以下の3パターンを予想しておきます。
・スパッと終わる
「スラムダンク」や「黒子のバスケ」のように、試合終了して後日談を多少交えつつ連載も終了。
・誌面移動で新ステージに
「テニスの王子様」のように、キリの良いところで週刊連載は終了してSQやGIGAに誌面移動。
・そのまま2年生編へ
2、3年生と進級して3年間を描ききる。
この場合「はじめの一歩」のように1000話を超える可能性すら出てきます。

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