ビール片手に飲み続ける冴子たちが試合観戦する中、日向と宮侑の変人速攻が決まりました。
鵜養は高校時代よりも日向が速くジャンプの最高到達点に達していると感じ、田中潔子も絶好調時の東峰のように空中で静止したかのように見えるほどです。
そこから始まる妖怪世代の大活躍。
観客の声援を受けた木兎がサーブを打てば、星海がレシーブして日本の大砲であるウシワカのサウスポーが炸裂します。
これに負けじと佐久早は驚異のスナップ力でストレートに嫌な回転をかけると、影山のレシーブミスを誘います。
ウシワカと佐久早がネットを挟んで火花を散らす中、強い相手同士の戦いに笑顔の影山でした。
『ハイキュー!!』383話のネタバレ
それでは「ハイキュー!!」第383話『スーパースター』の要点をまとめてみます。
日向はバボちゃんぬいぐるみを抱えた夏と。
影山や佐久早はそれぞれ一人で。
ウシワカや木兎は当時のチームメイトと一緒に。
星海や宮侑はやはり兄弟揃って。
誰もが知っているTVの向こうで観戦していた憧れの選手と対峙するブラックジャッカル(BJ)。
アドラーズ(AD)との試合はここから動き始めます。
時間のない場合は、目次に内容をまとめていますので参考にしてください。
日向のジャンプサーブ
今日の試合はTV中継。
かつて冴子が勤めていた烏野食堂では、烏野男バレー応援ラーメンが注文したお客さんたちは、アドリア・トマスが真ん中から決めると思わず歓声が上げています。
序盤はこれで4-4と立ち上がりお互いに主導権を渡しません。
ローテーションが回りサーブは日向の番になりました。
ボールを両手でバチン!と力強く叩く様は、どうやらビーチバレーで砂を落とすルーティーンが身に付いているようです。
思わず笑いが込み上げるエイトール夫婦。
その日向が日本でジャンプサーブを初披露します。
ボールは星海の脇に向かいましたが、ギリギリサイドラインを割り惜しくもアウトになりました。
サーブまで普通でなくなったと驚く宇内に、あの日向がと無表情ながらも思うところがある赤葦。
和久南で対戦し現在は旅行店勤務の川渡や、スポーツ店に勤めながらVリーグD3に所属する中島はヤバ過ぎると冷や汗ものです。
菅原たちも高校1年時の「後頭部サーブ」を懐かしく振り返りますが、今はそれどころの威力では済まされなさそうです。
コートでは日向を励ます宮ですが、先にエースを決められなくて良かったなと佐久早に突っ込まれ、「うっさいねん臣臣(おみおみ)!!」とキレてしまいます。
ネットを挟んでは会話もしていませんが、影山が視線で「甘い」と日向を挑発しているようです。
ADの連続得点
サーブ権がADに移動します。
日向に対して俺がお手本を見せてやるとサーブを打つ星海ですが、木兎が先ほどのお返しとばかりにレシーブしてライトから佐久早がスパイク。
これはADのリベロ平和島、そして星海と何とか繋ぎます。
するとネットを背に上がったボールを振り向きざまBJのコートに叩き込んだのはニコラス・ロメロでした。
ここでADがブレイクして、BJ4- AD6になりました。
現在は美容院見習いである善条寺の照島は、ロメロの活躍をお客さんのパッドで覗いては、その相手である日向と対戦したことがあると自慢げです。
星海の2本目のサーブはネットの白帯を掠めてボールの軌道がずれると、トマスから犬鳴へのレシーブは乱れます。
ただ返すことしか出来ないBJでしたが、ラストの日向は相手コートをチラ見してネットとロメロの間の“嫌(イイ)トコ”にボールを落とそうとします。
これで攻撃を封じたかに思えた日向でしてが、ロメロはネットに助走をつけながらスポット地点でボールをレシーブすると、そのまま一連の流れで影山のトスでスパイクを打ってしまうのでした。
世界と戦う
自分を潰しに来たボールを逆手に取って速攻を決めたロメロ。
宇内や赤葦、研磨に国見は驚きで声も出ません。
助走とレシーブを同時に行うプレーに解説も笑うしかありません。
華麗、柔軟、鮮やか。
母国ブラジルでは喜ぶエイトールたち。
そのロメロは影山を褒める余裕すらあります。
「俺は今、世界のエースと戦っている!!」
敵も味方も惹きつけるロメロの一挙手一投足に、妖怪世代の選手たちは目が離せないようです。
『ハイキュー!!』383-384話のネタバレのまとめ
まずは恒例のハイキューOBたちの進路です。
今週は宮城県内の2校からでした。
せっかくの研磨登場でしたが一緒に黒尾とは観戦していないようです。
その中継を見ていた食堂は察するに以前冴子が働いていたお店でしょう。
未だに応援メニューがあることから、バレー部が地元に愛されるチームというのが分かります。
試合内容については日向のジャンプサーブ。
高校時代はサーブだけは残念でしたが、ようやく主人公らしい姿を見せてくれました。
その威力は澤村もビビるほど。
影山が日向をディスっていましてが、その本人もまだサーブエースは決めていませんので。
また、研磨と国見が相手のエースにワザとレシーブさせる日向のプレーを嫌な場所だと感心していました。
同じプレーは春高で音駒が日向に対しておこなった作戦だったり、日向が背中越しにボールの落とし所を判断したのは、ブラジル編での及川だったりします。
しかし、そんな伏線回収を物ともせず。
まさに今週はロメロ回でした。
スターというのは持って生まれた天性なのか、人を惹きつける不思議な魅力とオーラがあります。
つい先日に逝去された野村克也氏の言葉を拝借するならば、スターとは「王や長嶋はヒマワリ、俺は月見草」と言わしめるほどです。
梟谷学園時代に赤葦は木兎をスターだと感じていました。
その木兎を含む妖怪世代の憧れの選手によるロメロは、振り向きざまスパイクや助走レシーブなど、今までにない攻撃描写がまさにブラジルの至宝と、格の違いを見せ付けるかました。
また、見たことない攻撃に対処してトスを上げる影山の処理能力の高さ。
これにはロメロもナイスと頭を撫でてしまうほどですが、ネット越しに悔しくも羨ましそうな日向、木兎、宮侑がいい味出しており、敵を通してロメロのカリスマ性を演出していました。
ブラジルでビーチバレーの修行をしてきた日向が、日本でブラジルのエースと対峙する。
一周回っての世界となりましたが、いつまでも凄いと感心してばかりはいられません。
BJはこれ以上点差が広がらないように、ADのブレイクを止めなければなりません。

⇒『ハイキュー!!』385話!躍動する日向に全日本も注目か!?・・
⇒『ハイキュー!!』381話!日向-宮の変人速攻2018!・・
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