前回、王子たちの守護霊獣の力が少しずつ判明し、クラピカ達警護兵も、対策に乗り出し始めましたね。
出航から3日目、このB・W号という密室で、今回は何が起こるのでしょうか!?
目次
『ハンターハンター』376話!のネタバレ
それでは『ハンターハンター』376話!の要点をまとめてみます。
時間のない場合、目次に内容をまとめていますので参考にしてみてください。
継承戦大本命はベンジャミンか。私設兵と念能力で何もかもお見通し!?
場面は、ハルケンブルグ王子が継承戦を中止するため、ナスビ国王との謁見を求めるところから始まります。
謁見は次の晩餐会でしかできないため、侍従に手紙を預けて一旦は退散することに。
これら、ハルケンブルグ王子の行動は、私設兵によってベンジャミン王子に逐一報告されていました。
当のベンジャミン王子は、カミーラ王子の殺害未遂容疑の件で法廷に出廷。
カミーラ側は正当防衛だと反撃し、ベンジャミン側は10数発の銃撃を浴びせたのは過剰だと、と反論。
結局両成敗で、両王子とも監視・拘留措置ということで決着がつきました。
カミーラ王子、ようやく拘束を逃れることができましたね。
しかしカミーラ王子の動向はムッセの能力によって全てお見通しです。
今のところ、他王子の情報収集能力に長けるベンジャミン王子が継承戦の大本命のようですね。
ベレレインテがすごく出来る奴だった!!13王子と14王子の協力体制がさらに強化される!!
3日目午前10時、クラピカの念指導の2日目。
早速また犠牲者が出てしまいました。
殺されたのは第4王子の私設兵のミュハン。
初日にクラピカを挑発していた、嫌な奴です。
どうやらトイレに行っている間に10秒ほどで全身の血を抜かれて殺されたもよう。
第5王子警護のマオールと、第7王子警護のサトビが、この暗殺はクラピカ達の陰謀だと突っかかってきます。
このままでは国王軍が捜査に乗り出し、クラピカ達がバラバラに拘束されてしまいます!
クラピカ、ピンチです!
そんな時、13王子警護のベレレインテが、「ちょっとそもそもの話していい?」と意見を始めます。
「敵地に来て小便ってどーよ?ウカツすぎない?」
「やめたい人だけ出ていけばいいだけの話でしょ?巻き込まないでくれる?」
と、いざこざを納めます。
結局、クラピカ達が暗殺容疑で提訴されることはなく、無事に念指導が続けられることとなりました。
別室でベレレインテに感謝するクラピカ。
するとベレレインテは、代わりにビルを10分ほど貸して欲しいといいます。
1013号室が第13王子マラヤームの守護霊獣の能力で隔絶されてしまったため、ビルと雑談している体で、ビスケ達に情報を伝えようというのです。
こうしてベレレインテはハンゾー達に情報を伝えることができました!
一時はどうなることかと思いましたが、ベレレインテのファインプレーで、念指導が中止となりクラピカ達が拘束されるという最悪の状況は避けられましたね。
さらに、13王子と14王子の護衛達の協力関係が強化されました。
良かったですね~。
健気なカチョウ王子、モスキート音でモールス符号を送る勉強をしていた!
一方、カチョウ王子は、センリツを呼び出し、勉強を手伝って、と命令していました。
カチョウがセンリツに話しかけている間、センリツは小さなモスキート音のモールス符号を聞き取ります。
実はカチョウ王子、「モスキート音で大人に聞かれずナイショ話」という玩具をこっそり使い、センリツに助けを求めていたのでした!
モスキート音とは、子供にしか聞こえない高音の小さな音のことで、言動全てコントロールされているカチョウは、フウゲツとこれを使って2人で懸命に生き延びようと考えていたようでした。
この思いを知ったセンリツは、「助けるわ絶対に…!!」と決意を強くします。
フウゲツが健気なら、カチョウもさらに健気に頑張っていたんですね。
モールス符号を覚えるのだって、大変だったことでしょう。
フウゲツと2人で生き延びられるといいですね!
チョウライの霊獣の念能力判明!?結局、何も分からない(笑)!
さて、出航3日目で、3枚のコインが出現した第3王子チョウライの部屋ですが、守護霊獣の念能力が一部判明しました!
「具現化系複合型のの能力 複数の条件により複数の能力が発動する」
「コインの所有者が条件を満たすことで様々な能力が発現する」
とのことです。
条件が複数過ぎる!
チョウライ王子も言っていますが、何もわからんのと同義ですね(笑)。
「魔法の抜け道(マジックワーム)」はフウゲツの念能力だった!?一人で念の調査に取り組む!
3日目深夜に「魔法の抜け道(マジックワーム)」を出現させ、カチョウの元へワープしたフウゲツ。
4日目深夜に、もう一度マジックワームを出現させることに成功します。
これで、このマジックワームは、カチョウ&フウゲツのジョイント型能力ではなく、フウゲツ一人の能力であると判明しましたね。
フウゲツの守護霊獣の能力なのか、それともフウゲツ自身の能力なのかはまだ分かりませんが、この能力、かなりパワーを使うようで、1日1回しか出せない模様です。
それに気付いたフウゲツは、一人で念の調査に乗り出すことにします。
どこまで行けるのか、何人でも通れるのか、など、確認しないといけないことが沢山あります。
「私の魔法でカーちんを助けるんだ!!」と強い意志で調査に乗り出します。
カチョウもそうですが、フウゲツも一人で健気に頑張っています。
応援したくなりますね!
ツェリードニヒ王子、特質系だった!テータちゃんも驚く凶々しさ!
3日目の念指導が終わり、ミュハンと一緒に念を覚えに行っていたツェリードニヒ私設兵のダンジンが、1004号室へ帰ってきました。
ミュハンが殺されたことと、誰が犯人であるにせよ2週間の念修行は続けた方が良い、ということをツェリードニヒ王子に伝えます。
ツェリードニヒは同意しますが、クラピカが操作系で、「教える」という行為が人を操作させるための必要条件かもしれないため、このまま続けるなら、講習の最終日、ダンジンが正常であると証明する土産が必要だぞ、と念を刺します。
これを聞いたテータは「念の戦闘で最も重要なスキルの1つ…あらゆる想定の深さと早さが既に私を上回っている」と恐ろしくなります。
テータの右頬に傷がありますが、これは王子の守護霊獣がつけたもので、これも何らかの必要条件であるとテータは考えていました。
そんなテータは、(あと11日…間に合う…!王子の絶の修得……)と何か思案している様子。
王子が水見式をやりたいと言い出すと、(確かに…早目に知っておいた方がいい 相手の系統がわかれば対策が立てやすい)と顔には出さず思案します。
もしやテータは、王子が絶を覚えた瞬間を狙い、絶の最中に王子を暗殺しようと考えているのでは…?
元々、王子の異常な行動や言動に恐ろしさを覚えていたテータ。
念を覚えさせた責任を取り、自分で始末しようと考えているのではないでしょうか…。
しかし、王子の水見式の結果を見て、テータは絶句してしまいます。
水量が溢れゴボゴボと煮えたぎり変色した水の上で、葉が腐り枯れはて、悪臭を放っています。
ほぼすべての系統の変化がグラスで起こっており、その悪臭と見た目から、凶々しいことだけは確かの特質系。
ツェリードニヒ王子が絶を覚えたところで、テータちゃん返り討ちに在ってしまうのではないでしょうか…。
まだまだ守護霊獣の力も未知数ですし、この男、要注意!
『ハンターハンター』376話のネタバレまとめ
クラピカ達のもとで、第4王子ツェリードニヒの私設兵がやられ、クラピカとツェリードニヒに接点が生まれましたね。
そんなツェリードニヒ王子、かなり危ない感じの天才タイプの特質系であることが判明しました!
まだまだ第1王子ベンジャミンの優位は続きますが、念をマスターしたツェリードニヒは、作中最恐の悪役キャラになって世界を壊滅させてしまうかもしれませんね。
カチョウやフウゲツの健気な努力も続いていますし、この継承戦から目が離せませんね!

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