前回は、久しぶりに幻影旅団が一堂に会しました!
もう死んでるんじゃないかと疑ったメンバーまできちんと勢ぞろいしていて、ほっと一安心。
そんな旅団は早速、B・W号を裏で取り仕切るカキン帝国のマフィアに目を付けられてしまいましたね。
マフィアは、表向きはヒソカ探しを手伝うと協力的ですが、旅団をかなりの危険人物として厄介視しているようです。
マフィアの新登場人物が続々登場する今回、早速ネタバレを見ていきましょう!
目次
『ハンターハンター』378話!のネタバレ
それでは『ハンターハンター』378話!の要点をまとめてみます。
時間のない場合、目次に内容をまとめていますので参考にしてみてください。
シュウ=ウ一家とシャア=ア一家の組長と若頭登場!ヒソカを使って旅団壊滅を目論む?
第3王子がケツモチとなっている、シュウ=ウ一家組長のオニオール=ロンボウと、第7王子がケツモチをしているシャ=ア一家組長のブロッコ=リーの電話会談から場面は始まります。
オニオールは玉ねぎみたいな顔立ちの老人で、ブロッコ=リーはその名の通りブロッコリーみたいな髪型の初老のヤクザです。
2人とも、顔に2本線の傷があり、なんとカキン国王ナスビー=ホイコーロの異母兄弟(婚外子)とのこと!
2人は幻影旅団がいかに厄介な存在かについて話し合っています。
オニオールは「最近同じ様な奴が掟やぶりで組長になったな」「オレ達が何かしなくても似た者同士いつかは衝突するだろう」とブロッコ=リーに持ち掛けます。
ここでいう掟破りの組長とは、もう一人のエイ=イ一家組長のことでしょう。
どうやら2人は、エイ=イ一家と幻影旅団を衝突させ、双方を一気に壊滅させようと画策しているようです。
2人は、それぞれ若頭を呼び、旅団より先にヒソカを探し出すよう命令します。
シャ=ア一家若頭のオウ=ケンイは、スーツ姿に眼鏡のカチッとした出で立ち。
シュウ=ウ一家若頭のヒンリギ=ヒガンダフノは眼光の鋭い長髪の男です。
それぞれ独自のルートで、ヒソカを探し出そうとします。
組員に「見つけ出せ そこから先はオレがやる…!」と豪語していることから、この若頭たちも、かなり腕に自信があるのでしょう。
それぞれ、ヒソカを使って何かを企んでいるようですね。
ヒソカ自身は鬼ごっこをしているわけで、かくれんぼをしているわけではないですから、見つけるのは容易いでしょう。
ただ、あのヒソカが誰かの下について戦うとは考えられません。
この画策、マフィアにとって吉とでるか、凶とでるか…!?
エイ=イ一家組長は、モレナ=ブルードという女性だった!その狂った能力とは!?
そして、最後のマフィア、エイ=イ一家組長は、ナスビ国王と愛人の娘、モレナ=ブルードという女性でした!
あのツェリードニヒ王子がケツモチをしているだけあって、怪しい雰囲気満載です。
「私は私も含めてこの世の全てがどうでもいい 壊しましょう 何となく」
といきなりぶっ飛んでいます!
彼女の周りには23人の組員がおり、彼女は「約束通り能力を授けましょう」と言って、彼ら一人ひとりにキスをし始めました。
彼女は念能力者で、能力「恋のエチュード(サイキンオセン)」は、モレナの唾液を通じて、最大23名まで感染させることができるというもの。
感染者は、その時点ではレベル1の状態であるが、人を殺すとレベルが上がり、オーラの総量威力が増していきます。
レベル20を超えると独自の能力が発現し、レベル100に達するとその感染者も今度は感染源となり、独自の感染集団を形成できるようになります。
ちなみに一般人はレベル1、能力者はレベル10、王子を殺せばレベル50アップする模様。
組員23人を使って、船上で大虐殺を行おうと考えているようです!
キスの能力と言えば、ヴェーゼのインスタントラヴァー(キスをした相手を奴隷に変える)が有名ですよね。
しかし今回は、最初から従う組員ありきで、目的は殺すことのみに限られているところが、なんとも恐ろしい能力ですね。
王子を殺せば、って…、他の組長2人が言っている均衡はそっちのけの、かなりクレイジーな組長です。
さあ、23人の殺人者が放たれたわけですが、彼らはそもそも強いのでしょうか…?
この能力、感染者が強い殺人者でなければ効力を発しません。
逆に言えば強い殺人者が感染者になってしまったら、未曽有のバイオハザード間違いなしですね!
組長たちの正体は、正統な後継者になれない、悲劇の二線者だった…。
さて、シュウ=ウ、エイ=イ、シャ=アの3組長とも婚外子で、顔に2線の傷がありましたが、その理由が説明されました。
正統な後継者になれない国王の子孫を、二線者と呼び、生まれると同時に二枚刃で顔を裂かれ、一生表舞台に姿を見せないことを条件に生存を許された者のことです。
3組長とも、正統な子孫でないにしろ、その権力と影響力で、表舞台ではなく裏舞台(マフィアの世界)として名を馳せることになったのですね。
エイ=イ組長のモレナは、生まれながらに受けたこの仕打ちで精神が壊れてしまったのでしょう。
とても悲惨な話ですね。
こういう国が、現実世界でもありそうで怖いです。
待ってました!!ノブナガ、久しぶりの4mの円を披露!
第5層で物資全体を取り仕切るシャ=ア一家、第4層で人と物流を取り仕切るシュウ=ウ一家、第3層で富裕層と闇取引をするエイ=イ一家。
このうち、幻影旅団は第5層でシャア=ア一家と交渉し、同層でのヒソカ探しを依頼していました。
そういうわけで、ノブナガ、フィンクス、フェイタンの旅団特攻部隊は、第4層を当たることに。
しかし、その前に、闇物資に紛れ込ませたフェイタンの仕込み傘とノブナガの刀を調達しようと、シャア=ア一家が管理する倉庫へと向かいます。
一家の組員の案内で倉庫を進みますが、組員が曲がり角を曲がったとたん、突然ノブナガがフィンクスとフェイタンを遮ります。
「注意しろ 消えた オレの“円´´から一瞬に…だ」
確か、ノブナガの円の半径は4m(それが限界)。
こんな円でも役に立つときは立つんです。
注意して曲がり角を曲がると、確かに組員が消えていました。
曲がり角の先は行き止まり。
すると、円にまた反応が!
今来た道のほうに、今度はさっきの組員が死体となって現れたではありませんか。
行き止まりで消えた組員が、旅団の3人を通り抜けて死体で現れるという怪奇現象に、ノブナガは頭をひねります。
そんなノブナガを差し置いて、フェイタンとフィンクスは平然と刀と傘探しを続けようとします。
さらにはノブナガに向かって「お前優先順位おかしいぞ」と言い放つ始末。
ノブナガ、十数年ぶりの円の披露にも関わらず、仲間に馬鹿にされ、ちょっと残念そう。
早く戦闘シーンで汚名を返上してくれ、ノブナガ!
エイ=イ一家が早速旅団に迫る!早くも旅団とマフィアの戦闘開始か!!?
同時刻、第3層一般乗客エリアでは大混乱が起こっていました。
国王軍に扮して乗客室内に入り20人を殺した殺人鬼が出た、とのこと!
凶器は刃物で、念能力者かは不明、犯人は20代男性やせ型で185cm~190cm位、左頬に大きな三日月形のキズがあるそうです。
12子んのミザイストムが調査に乗り出しました。
最初は、ん?ヒソカか?と思いましたが、次のページで既に犯人が出てきましたね。
それはエイ=イ一家組員のルイーニーという男で、組長モレナからキスされた感染者でした。
20人殺したことでレベルが21となり、彼はワープ能力のようなものを習得できるようになっていました。
このワープ能力によって、3層と5層を行き来し、ルイーニーはノブナガ、フィンクス、フェイタンの頭上の異次元空間に隠れていました!
組員を殺したのも、このルイーニーで間違いないようです。
しかしルイーニー、旅団の3人を覗きながら、「流石悪名高い旅団の実行部隊!!そこにシビれるあこがれるゥゥウ~!!」と、ひたすら興奮している様子。
旅団のファンなんですかね、まさか戦闘にならないとは思いますが、旅団、次回は油断大敵です!!
『ハンターハンター』378話のネタバレまとめ
さて、前回シャ=ア一家といざこざのあった旅団、今回はエイ=イ一家に目をつけられてしまいました。
さすが、有名人。
マフィアにもたくさんファンがいるようですね。
次回、早速マフィアと交戦か!?
幻影旅団の戦闘シーン、久しぶりにがっつり見たいですね~!!!

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