戦線復帰した№3のベストジーニスト。
上空から飛び下りながら、繊維を自在に操る“個性”「ファイバーマスター」でギガントマキアをはじめ、燈矢や死柄木などヴィラン幹部たちを文字通りお縄にします。
しかし、エンデヴァー以上の炎系を持つ荼毘こと燈矢には通じません。
その火力でネジレ先輩にダメージを与え、ジーニストの拘束を燃やし尽くすのでした。
意識を取り戻した死柄木は、痒いのを治す必要があるとギガントマキアに破壊命令を下します。
ジーニストの繊維を物凄い力で引きちぎろうとするギガントマキア。
必死に食い止めるジーニストに四匹のニアハイエンドが襲い掛かります。
しかし、このピンチを救ったのはルミリオン。
“透過”で地面から顔を出すとニアハイエンドに強烈な一発を放つのでした。
目次
『僕のヒーローアカデミア』293話のネタバレ
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堀越耕平「ヒロアカ」293話より引用
それでは『僕のヒーローアカデミア』第293話『ヒーロー飽和社会』の要点をまとめてみました。
アメコミ調の表紙は、我らのヒーローは退かないと!とカッコイイセリフ付き。
折込ポスターは蒸気機関全盛期をモチーフとしたいわゆる「スチームパンク」風。
赤サビをイメージした色の持ち合いが、表紙の雰囲気とは違った印象を当たえてくれます。
豪爆の不敵な悪ガキ感、飯田のポーズと構図もバッチリ。
改めて堀越先生の画の上手さに感心します。
ポスター裏はヒロアカ展の開催告知とファン必見の内容です。
さて物語はベストジーニストの復活に引き続き、今度はルミリオンと、満身創痍のデクたちに心強い援軍が参戦です。
ヒーロー側の反撃になるでしょうか。
また、ネタバレの最後に【オマケ】として、ファン投票の結果も追加しているので合わせてチェックをしてください。
時間のない場合は目次に内容をまとめていますので参考にしてみてください。
今日から俺は!
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堀越耕平「ヒロアカ」293話より引用
半年ぶりの戦線復帰にもかかわらず懐かしさすら感じないルミリオンは、全国規模の掃討作戦があることをバブルガールから聞いていました。
自分も役に立ちたいとエリに“巻き戻し”を試すよう頭を下げるルミリオン。
エリはその小さな手でルミリオンの顔を触りながら、その為に訓練してきたと笑顔で応えます。
迫るニアハイエンドにヘルプを求めるルミリオン。
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堀越耕平「ヒロアカ」293話より引用
アバラが折れている豪爆ですが、その神経は死地での危機感で初めての感覚を会得。
これまでとは違う強力な十字爆破で、勢い良くニアハイエンドに向かい飛び出していきました。
それに呼応するように、ニアハイエンドを撃破する飯田とネジレ。
世界(そと)は見れたかバクゴーと声をかけるジーニスト。
それは仮の名前だと返す爆豪は、今日からの正式なヒーロー名を大声で披露します。
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堀越耕平「ヒロアカ」293話より引用
「大・爆・殺・神ダイナマイト!!」
ジーニストは“小二!”
飯田は“長い!”
ネジレは“物騒!”
ヴィランたちもダサいと思う中、自身のポリシーと重なる所があり、ユーモアがあって良いヒーロー名だと肯定するルミリオン。
ここを抑えて総決算だと仲間たちに声をかけるのでした。
再起の兆しとは
一方、タイマン勝負が続く燈矢と焦凍。
向こうは楽しそうになのにお前は可哀想にと、燈矢は焦凍をそのまま抱きしめて焼き尽くそうとします。
エンデゥアーはまだ動くことが出来ません。
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堀越耕平「ヒロアカ」293話より引用
自分が育てた最高傑作が失敗作の火力で焼け死んだら、どんな顔をしてくれるのだろうと笑いが止まりません。
そこに黒鞭で介入するデク。
手足に力が入らなくても梅雨の“フロッピースタイル”で焦凍を助けようとします。
他人の家に首を突っ込むなと反撃する燈矢でしたが、焦凍は大事な友達で、エンデヴァーは恩師だからとあくまでも首を突っ込むつもりです。
過去のいきさつを含めて頑張るエンデヴァーを見ていたデク。
「おまえはエンデヴァーじゃない!」
エンデヴァーはデクの言葉にジワリと来るのでした。
マキアにダメージ
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堀越耕平「ヒロアカ」293話より引用
正義の味方が犯した罪。
それが可哀想な自分だと語る燈矢。
悪が栄えるのではない。
正義が瓦解するだけ。
これから訪れる未来はキレイ事が吹き飛ぶような混沌だ。
その燈矢の言葉と同時にギガントマキアが拘束を引きちぎりました。
必死に立て直そうとするジーニスト。
その瞬間マキアの顎に特攻するエンデヴァー。
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堀越耕平「ヒロアカ」293話より引用
するとマキアは急に力が入らなくなりダウンしてしまいました。
山荘からの報告とは異なり、麻酔は効いていたのです。
『僕のヒーローアカデミア』293-294話のネタバレのまとめ
豪爆の正式なヒーロー名が明らかになりました。
その名も「大爆殺王ダイナマイト」!
敵にはダサイと言われ、味方にも今ひとつのリアクションの中、ルミリオンにはユーモアがあると言われましたが、本人は至って真面目に考えていたようです。
正義の味方で「殺」の字はどうなのかと思いつつ、今までも”爆殺卿”や”爆殺王”などが候補にあったことを考えると、やはり外せないこだわりがあるのでしょう。
「オールマイト」と「~マイト」被りも良い演出です。
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堀越耕平「ヒロアカ」293話より引用
ルミリオンの復活は予想通り「巻き戻し」によるものでしたが、悲しい表情しか見せなかったエリの笑顔だけでもう保護者のような気持ちです。
トカゲの尻尾が二つあるシーンは、小さな生物に対して巻き戻しの力をセーブするためのエリの特訓の成果でしょう。
ニアハイエンドを迎撃するヒーローたち。
ネジレも攻撃参加していますが、よく見ると自慢のロングヘアは半分焼け焦げてしまっています。
燈矢にハグされる焦凍。
この身を焦がすとはまさにこの事。
自分の体に負荷がかかるのを承知の上で、あくまでもエンデヴァーの絶望を見たくて仕方がない燈矢は、もう真っ当な思考は停止しているのかもしれません。
意外と家族絡みになると動きが止まるエンデヴァーでしたが、今回はデクの言葉でラストはマキアに体当たりと再び立ち上がることが出来ました。
マキアが倒れたシーンはエンデヴァー復活かと思いましたが違いました。
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堀越耕平「ヒロアカ」293話より引用
麻酔が効いてきたとのことです。
図体がデカいだけあり、効果の発現に時間を要していたようで、まるでゴジラ映画のようなオチでした。
ともあれマキアに麻酔をブチ込んだ切島が無事なようで何より。
戦局の優位性はヒーロー側に傾きつつあるようです。
【オマケ】第6回ヒロアカキャラクター人気投票結果発表!
早くも第6回となりました人気投票は309ページに掲載です。
まずはベスト3の結果から。
第1位:豪爆
第2位:デク
第3位:焦凍
もはや不動のトップ3ですが、圧巻はV5のかっちゃん。
2位のデクに大差をつけてのブッちぎり、得票数を見るとざっくりですが4人に1人は豪爆に投票しています。
またベスト10は以下のとおりです。
第4位:飯田
第5位:相澤
第6位:切島
第7位:ホークス
第8位:エンデヴァー
第9位:真堂
第10位:死柄木
第5回でランクインしていた、八百万、お茶子、トガの女性3人が降格。
特にずっとベスト10入りしていた八百万が外れたことで、ヤローばかりが上位を占めるという結果になりました。

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