前回のワノ国編では、錦えもんたちは因縁の相手だった黒炭オロチを一蹴して先に進みます。
ルフィたち新世代の海賊は、ビッグ・マムを雷雲のゼウスから引き離して鬼ヶ島から落とすことに成功したのです。
それでは第1010話『覇王色』の考察を始めていきます。
『ワンピース』1010話!のネタバレ
ジャンプの『ONE PIECE』をチョイ見せ!第1010話https://t.co/kNzJ8oPNqo#ONEPIECE pic.twitter.com/iAzNHEQd7m
— ONE PIECE.com(ワンピース) (@OPcom_info) April 9, 2021
それでは『ワンピース』1010話!の要点をまとめてみます。
時間のない場合、目次に内容をまとめていますので参考にしてみてください。
落ちたビッグ・マム
ユースタス・キッドとトラファルガー・ローの能力を組み合わせて、ビッグ・マムを空を飛ぶ鬼ヶ島から落としました。
ビッグ・マムの乗り物だった雷雲のゼウスは、キッドの作った鉄の檻に閉じ込めています。
炎のプロメテウスはロロノア・ゾロが釘付けにしていたのですが、カイドウとビッグ・マムの同時攻撃を受け止めたゾロは限界が近づいていました。
カイドウ猛る
ビッグ・マム排除に集中するために百獣のカイドウは唯一ダメージを与えられるモンキー・D・ルフィが一人で戦っていました。
ですがそのルフィもカイドウの〝降三世〟〝引奈落〟の直撃を受けてクレーター状に陥没した地面に沈んでいました。
カイドウはプロメテウスを開放して同盟を組んだビッグ・マムを助けるためにゾロに矛先を向けました。
ローがかばったことで、プロメテウスと二角帽のナポレオンは開放されてしまいます。
それは勝利のための犠牲を良しとしないローの信念からくる行動でした。
プロメテウスは海に落ちる直前でビッグ・マムを助けました。
そのプロメテウスは捕らわれたままのゼウスをけなして、ある「頼み事」をビッグ・マムにします。
落ちたビッグ・マムの対処に向かったキッドとキラーは奇妙な雲の動きに足を止めていました。
ゾロ、最後の一撃
ルフィは気を失ってもなおカイドウをにらみ続けていました。
そのルフィと同じようにボロボロになってもなお闘志を失わないゾロにとどめを刺そうとしていました。
ゾロはローに後のことを頼んで渾身の一撃を放つことを決意します。
最後の一撃を放つために右手の閻魔に覇気を流す琉桜をおこなったときにカイドウは怖気を感じていました。
口に咥えた和道一文字と左手の三代鬼徹まで黒刀に染まった状態での〝鬼気〟〝九刀流〟〝阿修羅〟〝抜剣〟〝亡者の戯〟はカイドウを切り裂きます。
ですがそれは傷跡が残る程度の深手でしかありません。
ですがその傷にカイドウは動揺していました。
ゾロも〝覇王色の覇気〟を使えるのかと驚いていたのです
〝覇王色の覇気〟
カイドウは自分を傷つけることのできるゾロに確実にとどめを刺そうとしていました。
そのゾロを助けようとしたローは、遠くに離れた状態で雷撃に打たれて倒されてしまいました。
カイドウはそんな自分に立ち向かってくる強者たちを惜しんでいました。
自分と来れば世界を取れるという言葉に立ち上がったルフィは侍が大好きだからと返します。
そして花のヒョウ五郎から聞いた琉桜、覇気をまとった攻撃は敵の内部を破壊するという言葉を思い出していました。
そして覇気を拳に「流す」という極意とカイドウの金棒に一撃を受けて、覇王色の覇気もまとえるということを知ったのです。
ごく一部の強者だけができると答えたカイドウの金棒をルフィは蹴りで受け止めます。
その反動で開いた距離を一気につめての一撃にカイドウはたじろぎます。
下がった頭をアッパーで打ち上げてカイドウからダウンを奪いました。
その一撃一撃は全て触れる前にカイドウを弾き飛ばしていたのです。
ルフィはカイドウを一人で引き受けて、ゾロとローは下に行けと言います。
何があってもカイドウには勝つとみんな伝えてほしいと言うのです。
『ワンピース』ネタバレ1010-1011話のまとめ
ニュース|アニメ次回予告を更新!第954話 「その名は閻魔!おでんの名刀!」 #ONEPIECE https://t.co/x2OiBCZccH pic.twitter.com/sVJsoo8YtD
— ONE PIECE.com(ワンピース) (@OPcom_info) December 8, 2020
カイドウの無敵の秘密は、その身を武装色硬化ではなく覇王色の覇気をまとっていることなのですね。
武装色の覇気はその身を黒く染める性質がありますが、覇王色の覇気には色の変化はないようです。
覇王色の覇気は海王類の声を聞く、雑魚を戦わずに無力化させるというある程度の強者には意味のない能力でした。
それを持つことでの戦闘での優位性がようやく明かされたのですね。
覇王色の覇気を身にまとっている相手には、同じ覇王色の覇気を身にまとっている攻撃しか効かないようです。
光月おでんが釜茹でに耐えて家臣たちを守ったのも、覇王色の覇気を身にまとっていたからなのでしょう。
そしてゾロの閻魔には、おでんが流した覇王色の覇気が染み込んで黒刀に変わったのだと思われます。
最初期のために設定が定まっていなかった可能性が高いのですが、シャンクスが近海の主と呼ばれる程度のサメに片腕を奪われたことの説明がつかないのですが…。
シャンクスも悪魔の実の能力者で弱体化していたのかもしれません。
ようやくカイドウと戦うすべを見つけたルフィの反撃が始まります。
ですが次号は休載となります。
再開は週刊少年ジャンプ21・22合併号の予定です。
次回をお楽しみに。
