前回、エマ達と再会した時とはまるで別人の厳しいボスの顔を見せ、鬼絶滅の計画を早め始めたノーマン。
前回の話はこちら⇒最新ネタバレ『約束のネバーランド』122-123話!ノーマンのボスの顔とエマの苦悩!鬼を殺したくない!
一方エマはレイに迷いを見抜かれ、鬼を殺したくないと打ち明けます。
そして今回、エマの迷いや、ソンジュとムジカのような“例外”の鬼の可能性について話すエマとレイ。
2人は話し合いを経て、迷いと本心をノーマンに話すと決意!
しかし、訪れたミネルヴァ(ノーマン)の部屋には、初対面のミネルヴァ勢力の仲間達が……!?
ということで、フルスコア3人の絆も伝わるエマとレイの話し合いや、その後の遭遇にも注目して、123話の内容をお届けしていきます!
目次
『約束のネバーランド』123話!のネタバレ
それでは『約束のネバーランド』123話!の要点をまとめてみます。
時間のない場合、目次に内容をまとめていますので参考にしてみてください。
俺にもわからん!?レイの答え
鬼を殺したくない、でも食用児は食べられたくない。
ジレンマで苦しい気持ちをぶつけるエマ。
対するレイは……?
「俺にもわからん」
「……え?」
率直過ぎる言葉に、エマの顔は白目をむいたすごいことに!!
お前の言う通り、と話を進めるレイ。
人間を食べなければ形質を保てないなら、農園の破壊、約束の結び直し、どちらにしても鬼は滅ぶ。
かといってエマ達が人間界へ逃げてもさらに犠牲が出るかもしれない。
確かにもっともなことを言ってるんですが、背景のイラストがやたらとコミカルです。
人間が鬼にとって不可欠の食料である以上、食用児を救うならノーマンの方法しかない、打つ手・反論の余地ナシと、軽めにサクサクと続けるレイ。
まだ白目のエマの肩をポンと叩き、一言。
「うん とりまどうしようもないんじゃね?」
「ええ~~~~~~!!?」
めちゃくちゃ良い笑顔のレイ。
じゃあなんで本心を聞いたのとエマはパニック。
「何か解決策は!?それ的なアドバイスは!?批判は!!?」
レイはひたすら
「ない」
じゃあなんでわざわざ!?
と荒ぶるエマ。
「人ががんばって埋めた本心を秒で掘り起こすなよコノヤロー!!」
本気で悩んでいるエマには悪いですが、終始白目状態のエマと、開き直ったレイの掛け合いが面白くて和みました!
“特別”だからこそ肚割って話そう
でも埋めたはずの本音がすぐ出てきたじゃん、と、表情を改めるレイ。
埋めるなら隠し通せ、出てきたなら諦めきれないんだろとエマに言います。
そういう気持ちは後で何倍にもなって爆発するぞ、と。
しかもエマは、一番面倒なタイミングで一番面倒な方向に1人で突っ走ったりするとレイは指摘。
エマも自分で思い当たるのか反論できず。
そうなればみんな危険、ノーマンにも迷惑、俺もめんどい、とレイ。
重大な決断である以上、納得していないなら一生後悔しないよう、とことん向き合えとエマを諭します!
こんな時だけのみこむな、とエマの頭を軽く叩くレイ。
レイの思いを受け、改めて何がしたいか問われ、エマは答えます。
「絶滅は嫌 争わない選択肢を探したい」
一瞬、目に宿る強い意志。
でもそれは方法もなく、みんなも望まず、リスクもあること。
ユウゴ達を思い浮べ、何より仲間を絶対に失いたくないと、自分の望みと現実の間で悩むエマ。
レイは迷いも含めてノーマンに話そうと提案。
迷ったまま!?
と戸惑うエマに、だからこそだ、爆発してからじゃ遅い、とレイ。
相手が他でもないノーマンであることも付け加えます。
「信頼し合える仲間なら尚更肚割って話さねぇと あいつは昔から俺達の“特別”だろう?」
その言葉で甦る、グレイス=フィールドで過ごした3人の時間。
エマの目にまた力が戻り、
「うん!」
と力強く頷きます!
1人で突っ走るエマの性格を理解して諭すレイ、そしてノーマンへの絶対の信頼が込められた“特別”という言葉。
前々回の121話のラストに続いて、フルスコア3人の絆の強さを感じるやり取りでした!
121話はこちら⇒最新ネタバレ『約束のネバーランド』121話!ノーマンの宣言に歓喜する仲間とエマの迷い!そしてひとまずの休息
ムジカとソンジュは“例外”?ノーマンは知っている?
エマとレイの会話は続き、ノーマンに話しておきたい他の内容に移ります。
まず具体的な作戦を聞き、戦争になる可能性があるか確かめておくべきというレイに、エマも納得。
さらに、気になるアレ。
エマもハッと思いつきます。
それはソンジュとムジカのこと。
宗教上の理由から人間を食べないはずの彼らが、なぜ人型で高度な知脳を保っているのか?
その上、鳥や魚を食べても姿形が変わらなかったのも、食事によって形質を受け継ぐという鬼の生態と矛盾するとレイは指摘。
コミックス6巻46話を始め、エマ達は共に過ごした間2人と食事しているわけで、当然出てくる疑問ですね。
あるいはムジカ達が嘘をついているのか?
さもなくば、
「ソンジュとムジカは人を食わなくても人型の姿と知脳を保持できる“例外”……とか」
レイの発言を受け、友達であるムジカを思い浮べるエマ。
鬼がみんなムジカ達みたいだったら共存の道もあるかもしれないのに、都合のいい願望だけど、と言います。
ノーマンはムジカ達のような鬼の存在を知っているのか?
「知らなかったらヤバイよな」とレイ。
ムジカ達が“例外”だという仮定が正しいとすれば、そんな鬼達がたくさんいて人間を食べようとする可能性も。
その場合、“例外”の鬼達は農園を潰しても退化せず、人間の脅威であり続ける。
エマもノーマンの計画を根底から覆す可能性に気づき、焦りを隠せません。
一方、ノーマンが知っていた場合も考えるレイ。
なぜ“例外”が存在するのかノーマンに聞けば、鬼との共存のヒントになるかもと言います。
表情を明るくするエマに、億に一つくらいの可能性だとも付け加えます。
エマの迷いやムジカ達のこと全てを、事態が大きくなってからではダメだと、今すぐノーマンに相談しようと言うレイ。
しかし前回、ノーマンは計画を早めようと動き出していました。
レイが懸念する事態の進展がすでに起きていないか気になります!
ノーマンへの相談内容がまとまったところで、鬼との共存は不可能だろうと本音を零すレイ。
117話で農園潜入時にエマが襲われた時のことをあげ、あれが鬼だ、と。
117話はこちら⇒最新ネタバレ『約束のネバーランド』117話!驚異の戦闘力!?ミネルヴァの腹心・ザジが鬼を圧倒
それでもソンジュとムジカへの恩もあると、エマの選択を信頼して協力することをレイは約束します!
「「無理でもやる」は得意だろ 後悔しねぇ未来をつくろうぜ」
力強く頷き、レイにお礼を言うエマ。
スッキリした、早ぇよと言い合いながら、ノーマンの元を目指します。
「全部話そう 悔いのないように そして決めよう 心からの選択を――」
エマとレイ、ミネルヴァ勢力の仲間と対面!
レイと共にミネルヴァ(ノーマン)の部屋に辿り着き、ノックしてドアを開けるエマ。
そこにいたのはノーマンではなく、ヴィンセントと、113話で初登場していたミネルヴァ勢力の仲間達でした!
113話はこちら⇒最新ネタバレ『約束のネバーランド』113話!新展開で最終章へ!ミネルヴァを名乗るジェイムズ、量産農園を襲撃!!
机の上に乗って大きな肉を齧る女の子と、テーブルに足を投げ出す妙な刈り上げの男。
しっかり自己紹介するエマとレイ。
ヴィンセントはグレイス=フィールドの脱走者だと説明。
すると、いきなり食べていた肉を2人に勧めてくる女の子。
この子、113話では鬼を食っていいかと言っていましたが、やはりこれ鬼の肉なんでしょうか?
引き気味ながら丁重に断るエマ達。
ノーマンが緊急の用で留守だと知り、出直そうとします。
ところが、茶を飲んでいけとソファに座らされることに……?
「俺達ちょっとキョーミがあんのよ 君らグレイス=フィールドのお坊ちゃん達に」
異色の面々との茶会がかなり気になるところで、123話の内容はここまでとなりました!
『約束のネバーランド』ネタバレ123-124話のまとめ
エマとレイの話し合いと“例外”の鬼の可能性、そしてミネルヴァ勢力の仲間との遭遇。
全てをノーマンに話し、協力して悔いのない決断をしようとするエマ達の信頼関係の強さが印象的でした!
次回、何といっても気になるのは、明らかに個性の強そうな面々との茶会の行方。
果たしてうまくやっていけるのか?
一方、ノーマンが謎の“彼ら”と接触を図り加速させている計画の行方も気になります。
エマとレイは無事に、エマの迷いやムジカ達のことをノーマンに相談できるのか、ノーマンはどう答えるのか?
次の展開に注目して待ちたいですね!

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