最新ネタバレ『約束のネバーランド』125-126話!考察!ノーマン、鬼勢力ギーラン家と会談!嘘だらけの同盟成立!!

前回、ミネルヴァ勢力のシスロ・バーバラ・ヴィンセントと茶会することになったエマとレイ。

前回の話はこちら⇒最新ネタバレ『約束のネバーランド』124-125話!ミネルヴァ勢力・シスロとバーバラが本格登場!そしてノーマンは鬼との同盟!?

ノーマンの昔話で盛り上がるも、鬼の話から空気は一転、緊迫する展開に!

一方、計画を開始し、ある知性鬼達との同盟に踏み切るノーマン。

今回、同盟成立のため相手方のトップ・ギーラン卿との会談に臨みます!

ということで、互いの腹を探り合うノーマンとギーランの会談の行方に注目して、125話の内容をお届けしていきます!

 

『約束のネバーランド』125話!のネタバレ

それでは『約束のネバーランド』125話!の要点をまとめてみます。

時間のない場合、目次に内容をまとめていますので参考にしてみてください。

 

同盟相手のトップ・ギーラン卿

同盟を結びたい相手である知性鬼の元を訪れたノーマンとザジ。

2人を前に食欲を隠せない鬼達。

すかさず刀に手をかけたザジをノーマンが止めます。

「すまないね 君があまりにも美味しそうだから」

中でも知力が高そうな鬼が謝罪。

鬼達の食事の不自由に理解を示し、構わないと言うノーマン。

今自分達を食うより同盟を結ぶ方が有益、それが人肉に困らない生活への選択と分かっているだろうと確認するように続けます。

 

「――それで卿はどちらに?」

そこに響くシャランという装飾品の音と、重厚感のある足音。

巨体を揺らしノーマンの前に立ったのは、この場の鬼達のトップ・ギーラン卿でした!

周囲の鬼達より大きい身体、装飾された衣装と杖、見るからに親玉といった感じです。

「遠路ご苦労 ウィリアム・ミネルヴァ」

ギーランを見上げ、お久しぶりですと答えるノーマン。

まさか本当に部下1人だけを連れてやってくるとは、と軽く驚きを見せるギーランに、同盟のためにはまずは信頼だと返します。

そして、ノーマンに命じられたザジが無造作に置いた手土産。

それはノーマン達が潰した量産農園の上級職員の頭部でした。

後で召し上がって下さい、とノーマン。

ノーマンと比べ、まるで山!?なギーランの巨体が衝撃的です!

さらに、手土産がまさかの鬼の頭。

ギーラン達は人肉の確保が困難らしいですが、知性鬼を共食いすることで食料を補っているんでしょうか?

共食いによっても姿や知脳を保つことができるのかも気になります!

 

会談開始!ノーマンが持ちかける取引

そして始まるノーマンとギーランの会談。

改めて同盟の条件を確認するギーラン。

ノーマンは、戦力を提供してくれれば勝利を、そして復讐の成就を約束すると告げます!

「700年前貴家を裏切り陥れそのような姿に堕としめた王家と五摂家全ての首の献上をお約束する」

王家と五摂家を葬ることで、ギーラン家は政権中枢に返り咲ける。

ノーマンはあなたを王にしたいとまで言い、見返りを問うギーランに自身が考えた取引内容を伝えます。

ノーマンがギーランに要求したのは次の点。

ノーマンの要求
  • 全食用児の解放
  • 食用児の自治の容認

ノーマンの要求にざわめく鬼達。

彼らを安心させるように、ギーラン家側の食料を絶つつもりはないとノーマン。

続けて語られる、同盟によってギーラン家が得るもの。

ギーラン家が得るもの
  • 農園の設備
  • ラートリー家の人間達
  • ラートリー家が有する人間増産技術やラムダの研究データ

計画が成功したら現食用児の代わりにラートリー家の人間を提供する、ラートリー家には髪の毛1本からでも人間を増やせる技術があると言うノーマン。

食用児の1000年の意趣返しか?

一族を追われたジェイムズ・ラートリーとしての報復か?

問いかけてくるギーランに、ノーマンは微笑みで答えます。

それにしても、人間の形質を受け継いでいるだけに、鬼世界にも人類さながらの激しい権力争いがあることが分かりますね。

政争に敗れ、現政権に恨みを持っている様子のギーラン家。

配下の鬼がギーランに、王家・五摂家とラートリー家との癒着をあげ、食えて消せれば一石二鳥と進言します。

 

契約の書面を差し出し、生き残るため、互いの復讐のため、手を組もうと畳みかけるノーマン。

自分には計画を成功させるための策と、権力と深く関わるラートリー家だからこそ入手できた内部情報がある、と。

重要な取引カードの1つになっているラートリー家の情報。

ノーマンのハッタリでないとすると、119話で言っていたように、支援者スミーから受け継いだネットワークの一部なんでしょうか?

119話はこちら⇒最新ネタバレ『約束のネバーランド』ノーマンとの再会!!明かされるミネルヴァを名乗った経緯

さらにしかし、と続け、人間は生物的に弱く力がない、今の鬼社会を倒すためにはギーラン家の戦力が必要だと訴えるノーマン。

逆にギーラン家は戦力を持ちながら、勝つ方法がないために700年何もできなかった、組めば全て叶う、と同盟を促します!

「700年待ち望んだ復讐と勝利を 共に忌まわしきこの世界を破壊しましょう」

ノーマンが持ちかけた取引は、確かに双方にメリットがあるように聞こえますが、果たして……?

 

利害一致!?同盟成立

ギーランの脳裏によみがえる、無実の罪をきせられ、“野良落ち”の刑に処された時の記憶。

その強い恨み。

それが決意を後押ししたのか、ギーランはノーマンの取引を受け入れます!

約束通り、成功の暁には自治を認める、手を組もう、と。

だがのぅ、と契約の書面にサインしながら、静かな迫力と共に問いかけるギーラン。

「もし君が盟約を守れなかったら?君の策が破れ君が我らに勝利を齎せなかったら…どうする?ミネルヴァ」

ノーマンは一度表情を引き締め、再び笑みを戻してそれに答えます。

「その時はどうぞ私もろとも我が仲間達を食らい尽せばいい」

その言葉に覚悟を感じ取ったのか、納得した様子のギーラン。

「共に新たな世界を築こう」

ノーマンとギーランは互いに書面に血判を押し、正式に同盟が成立します!

 

嘘だらけの同盟

会談からの帰り道、森の中を歩くノーマンとザジ。

警戒するザジをノーマンがなだめます。

これでいい、と会談を振り返るノーマン。

会談でギーラン家に持ちかけた取引は全て嘘でした!

戦争になり鬼と戦えば、食用児の犠牲は避けられない。

そのため鬼には食用児ではなく鬼をぶつけ、共倒れさせる。

ギーラン家はそのための駒だと、ノーマンは前もってヴィンセント達仲間に話していました。

 

一方のギーラン。

ミネルヴァ(ノーマン)なら計画をやり遂げるだろうと言いつつ、ノーマンが押した血判を舐めあげます。

「美味い」

同盟を受け入れたギーランも、食用児を生かす気はありませんでした。

血の美味さから、ノーマンが只者ではないことを察します。

ノーマンの若さ、ジェイムズ・ラートリーは数年に死んだはずであること、首を見せないことなどから、食用児ではと推測するギーラン達。

さらに噂で流れたグレイス=フィールドの特上かというところまで推測します。

王すら食えない「読めない文字」の御膳だと、ノーマンの血肉に興味を隠せないギーラン。

その思惑はノーマンも十分に分かっていました。

復讐が成功すればまず僕を食べるだろう、と。

互いに上辺だけ手を結び、寝首を狙い合う嘘だらけの同盟。

「せいぜい僕を食い殺す夢でも見ておくがいい 最後に笑うのは食用児だ」

ノーマンの不敵な笑みで、125話の内容はここまでとなりました!

終始笑顔、相手を敬う姿勢で同盟を成立させたノーマン。

しかし実際は自分の本心を隠し、相手の思惑を見透かしての腹の探り合い。

老獪なギーランと渡り合う交渉力はさすがですが、恐ろしさも感じました!

 

『約束のネバーランド』ネタバレ125-126話のまとめ

ギーラン卿との会談でノーマンが持ちかけた取引、王家・五摂家に復讐したいギーラン家の事情、同盟成立と約束を守る気などない互いの思惑。

ギーランの存在感や、ミネルヴァとして取引に臨むノーマンの怜悧な交渉力が際立っていました!

 

争わない選択肢を探したいというエマの思いをよそに成立してしまった同盟。

当面ギーラン家を利用し、王家・五摂家打倒を目指すことになるんでしょうか?

また、さらにその上の存在らしい「読めない文字」についてノーマンがどう考えているのかも気になります。

どちらにしろ、嘘で塗り固められた同盟だけに、ノーマンの計画が本当に成功するのか心配は尽きません。

さらなる展開に注目して次回を待ちたいですね!!

 

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