最新ネタバレ『約束のネバーランド』139-140話!考察!ノーマン達はアイシェの仇!真の刺客はハヤト!?

前回、ヴィンセントがある薬品のようなものを準備する中、ムジカ捜索を進めるドン・ギルダ・ハヤト・アイシェの一行。

何とかアイシェとコミュニケーションを試みるドンとギルダですが、うまくいきません。

そして手がかりの馬の足跡が見つかった直後、アイシェが人の言葉を話し始め事態が急転……!?

 

続く今回、明かされるアイシェと彼女を育てた鬼との関係、ノーマン達への恨み。

さらにドン達とアイシェが話し合う一方で、ハヤトやジン達はノーマンの命でムジカ殺害を画策していました!

ということで、アイシェの過去と、ハヤト達の暗躍にも注目して、139話の内容をお届けしていきます!

 

『約束のネバーランド』139話!のネタバレ

それでは『約束のネバーランド』139話!の要点をまとめてみます。

時間のない場合、目次に内容をまとめていますので参考にしてみてください。

 

アイシェの過去の真実

突然人間の言葉を話したアイシェに、混乱するドンとギルダ。

ムジカ達を守ろうとしているのがバレたのか、全部聞かれたのか?

ギルダはすぐそうじゃない、と思い直します。

そもそもアイシェには人語が通じないはずでは、と。

「どうして?あなた…言葉が解るの?アイシェ」

その答えは、アイシェの過去にありました。

 

時間は遡り、視点は農園で働くとある鬼へ。

無口でいつも俯くその男は、子供のころから自分の顔が嫌いでした。

ある日突然右半分が形を失い、何を食べても戻らなくなってしまった彼の顔。

まるで野良鬼のようだといじめられてきた過去。

人間を食べれば元に戻るはずが、戻らない。

彼にとってその顔は呪い。

そんなある日、彼は農園の廃棄ラインに流れてきたある赤子に目をとめます。

自分と同じように、顔の右半分が爛れたかのようなその赤子。

「魔が差した」

彼は自分だ、と思い、不揃いとして捨てられるはずだったその子を盗んでしまいます。

盗まれたその子こそアイシェでした!

これまでアイシェの顔の右半分が髪に覆われていたのは、爛れたような痕を隠すためだったようです。

我に返り、農園の所有物を盗んでしまったことに大慌ての鬼の男。

鬼ですが、その慌てっぷりは完全に人間そのもので憎めません。

そばの犬達の困惑顔もかわいいです。

食うか?

と一瞬迷うものの、スヤスヤ眠るアイシェを見て、犬だと思って、と言い訳しつつ、面倒を見ることに決めた男。

元々住んでいた町外れから森の奥へ移り住み、農園も辞めます。

そして始まったアイシェと犬達との暮らし。

人間は何を食うのか?

何を着るのか?

調べながら手探りで、それでも懸命に子育てする姿は、やはり完全に人間の親子そのもの。

精一杯あやし、初めて歩くのを見守り、肩車をし、本を読み聞かせ……鬼の男は本当の父親のようにアイシェを育てました。

「もはや呪いなどなかった 彼らは幸せだった」

 

しかし、ある雨の日、そんな幸せは突然奪われてしまいます。

侵入してきたザジの手によって斬られてしまった鬼の男。

アイシェはその時、異変を感じた男の言いつけで、犬達と共に隠れていました。

「父さん…!」

死の間際、まだ死ねない、と必死にアイシェのことを思う男。

小さなアイシェの手が自分の手に触れた時のことを思い出しながら絶命します。

そしてアイシェを助け出すつもりでやってきた、バーバラやシスロ、ノーマン達。

「許さない よくも…殺してやる 殺してやる!!」

涙を流すアイシェが叫んでいた鬼語は、実はノーマン達への恨みの言葉でした……!

鬼に飼われ、鬼に恨みを持つ存在かと思われたアイシェ。

ここまでの過去編で、実は全く正反対の思いを持っていたことが明らかに!

ノーマンがつけた完璧な同伴者というイメージだっただけに、まさかの展開でした。

ムジカ達を守りたいドンとギルダにとってはプラスなのか、果たして……?

 

ノーマン達はアイシェの仇!?

場面は戻り、現在。

どうして言葉が解るのか、それを黙っていたのか。

アイシェはドンとギルダに“嫌い”だからだと言います。

ノーマン達に殺された彼は、人間を食べてはいても、自分にとっては父親だった。

言葉も世界も彼から教わった、家族として育ててくれた唯一無二の存在だった。

そんな父親を殺した奴らは私の仇。

だから奴らが大嫌いで、口も利きたくないのだと。

「無知なフリをして従っているのは今この場を生き抜くため」

淡々とした口調ではありますが、アイシェのノーマン達への恨みは相当深そうです。

あの過去からすると納得ですが……。

ドンとギルダも驚いていた様子。

踏み込んできたノーマン達に殺してやる、と言っていたことからも、復讐の機会を狙っているようでもありますね。

 

ドンとギルダ、アイシェと打ち解ける?

言葉を失うドン達に、アイシェがあんた達は?

と問いかけます。

なぜ邪血を殺さず逃がしたいのか?

他の人間達なら鬼は迷わず殺す、奴らと違うあんた達は何なんだ、と。

前回野良鬼出現時にアイシェが驚いていたのは、ドンが鬼を殺さず何とかしようとしていたからだったんでしょうか?

少し考え、違うってほどじゃない、とドン。

俺達も鬼は憎いし、それ以上に怖い。

それでも、ソンジュとムジカは自分達を助けてくれた恩人で友達なんだ、と言います。

そしてエマのことを話します。

悪い鬼ばかりじゃない、争いたくたいと言った仲間がいると。

そしてそれにのっかるわけじゃないけど、と前置きして、拳を握って続けます。

「俺達も鬼を絶滅させたくない できるなら そのためにソンジュとムジカを捜しているんだ」

 

だからあなたが護衛兼刺客なら、私達がムジカ達を守らなきゃと思っていた、と明かすギルダ。

ドンも、ノーマンからムジカ達を殺す命令があったかどうか、恐る恐るアイシェに問いかけます。

そんな命令は受けていない、と返すアイシェ。

むしろ私はあんた達が、と言いかけた言葉は、ドン達の

「よかった~~~~~~~~~~!!」

で盛大にかき消されてしまいました!

そのリアクションに目を丸くするアイシェ。

 

ドンとギルダは、ノーマンがちゃんとムジカ達の保護を考えてくれていた、ムジカ殺害を考え直してくれてたんだ、と感涙。

呆気にとられるアイシェの手を握り、アイシェも刺客じゃなくてよかった、疑ってごめんなとさらに涙。

ドンとギルダ、めちゃくちゃいい子だな!

と改めて思いました。

内心で名前を呼んでますし、アイシェの中でも2人の好感度は上がったんじゃないでしょうか。

 

その後ギルダはハッと我に返り、連れ帰るだけ連れ帰らせて殺すんじゃ、と顔を青ざめさせます。

対するドンはまだしばらくは安全で、さらに交渉の余地がある、一番無情な手段じゃない、と明るく言います。

「よかった…!これで安心してムジカ達を捜せる…!!」

と、一見希望が見えてきたかのようですが、アイシェには何やら思うところがある様子で……?

何はともあれ、ドン達とアイシェはお互いの思いを話し、少し打ち解けられたようです。

しかしドンの言うように、ムジカ達を守る猶予は残されているのか?

考え込むアイシェが気になりますが、その答えはすぐに明らかになりました。

 

ハヤト達の暗躍!!

薪を集めに行ったはずのハヤトが会っていたのは、ジンとアダムに似た屈強なミネルヴァ勢力の兵士達。

手がかりはなしか、と聞かれ肯定するハヤト。

ハヤトの目にいつもの光がなくて怖いです。

だがじきに見つかる、とジン。

「いいか邪血は見つけ次第俺達で殺す 全てはボスの命令通りに!!」

実は本命の刺客はハヤト達だった、という衝撃の展開で、139話の内容はここまでとなりました!

 

『約束のネバーランド』ネタバレ139-140話のまとめ

明らかになったアイシェの過去の詳細、ノーマン達への恨み、ドン達とアイシェの会話、そして真の刺客であるハヤト達の暗躍。

アイシェと彼女を育てた鬼の父親との絆の強さや、ドンとギルダの安堵からの刺客登場という落差が印象的でした!

アイシェと打ち解けられたのはプラスかもしれませんが、怖いのはそれすらノーマンの計画通りである可能性。

ノーマンなら鬼語が分かるとしても不思議ではないと思えてしまいます。

アイシェの自分への恨みを承知であえて護衛につけ、打ち解けさせて油断させ、一方で真の刺客にムジカ達を殺させる。

全てノーマンの手のひらの上で進んでいるのでは、という気も。

次回、ムジカ達は見つかるのか、本当に全てノーマンの計画通りとなってしまうのか?

緊迫の展開で、続きがますます気になります!

 

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