悲鳴嶼が現れ、怪我をしている不死川と交代して上弦の壱と対峙しました。
上弦の壱は悲鳴嶼の肉体に驚き、300年振りに見たと言います。
そして戦いが始まり、悲鳴嶼の武器も大絶賛しました。
鉄の純度が高く、自分の肉片で作った刀では斬ることが出来ないと言います。
悲鳴嶼の素早い動きにも感心していました。
悲鳴嶼は、上弦の壱の刀も折りますが、すぐ再生してしまいます。
無惨のために残しておきたかった悲鳴嶼の攻撃とは何なのでしょう。
『鬼滅の刃』170話!のネタバレ
それでは『鬼滅の刃』170話!の要点をまとめてみます。
時間のない場合、目次に内容をまとめていますので参考にしてみてください。
覚悟
伊之助とカナヲ、善逸と村田、戦いを切り抜けた鬼殺隊のメンバーは無限城の廊下を移動中、奇跡の合流をしようとしていました。
無一郎は自分の身体ごと刀に突き刺さっており、その刀を天井から引き抜き、落下してしまいます。
荒い呼吸の中、自分の身体からも刀をズズズと音を立てて引き抜きます。
ようやく引き抜くとあまりの痛さに刀をも落とし、うずくまってしまいます。
(状況が悪すぎる。これだけの傷を負わされては役に立てない。)
(俺は宇随さんほど体格に恵まれていないから、数時間で失血死する)
(せめて上弦の壱だけでも倒さなければ、まだ生きて戦える人の負担を少しでも減らせ)
(死ぬなら役に立ってから死ね!!)
無一郎は自分で自分に言い聞かせました。
そして止血をして刀を手にして戦いに合流しようと向かいますが、玄弥に呼び止められます。
見ると玄弥は倒れており、無一郎に胴体を強く押しつけてもらえるかとお願いしてきます。
無一郎は身体が繋がるか尋ねますが、「厳しいかもしれないけれど落ちている上弦の髪の毛を取ってきて喰わせてもらえるか?」と言います。
「最後まで…戦いたいんだ…兄貴を…守る…死なせたくない…」
玄弥の覚悟が伝わってきて無一郎は「わかった、一緒に最後まで戦おう」
痣の秘密
悲鳴嶼と上弦の壱は対峙していました。
上弦の壱「そうか…お前も…痣の者…残念だ」
悲鳴嶼「残念とは?」そう言いながら鎖を構え、回し始めました。
悲鳴嶼の顔に浮かび上がった痣を見て残念というのです。
上弦の壱「喪失を…嘆いている…痣の者は例外なく…25の歳を迎える前に死ぬのだ」
悲鳴嶼は何の感情も表さないが、鎖をさらに高速回転させています。
上弦の壱「痣を出現させ…力を向上できたとしても…所詮それは寿命の前借に過ぎない…」
「お前は二十五を超えて…痣を出した…今宵の内にも死ぬだろう…」
「これ程までに…研鑽し極められた肉体と技が…この世から…消えるのだ…嘆かわしいと思わぬか…」
悲鳴嶼は思わないし、その話は痣の者たちはすでに承知していると告げました。
たとえ痣が出なかったとしても、鬼殺隊である限り明日の命の保証はないのです。
「何を今更己が命など惜しもうか。そのような生半の覚悟で柱になる者などおらぬ。」
「甚だしき侮辱。腸が煮えくり返る」と悲鳴嶼。
人として・鬼殺隊としての矜持
上弦の壱は、命などと言うつまらない話をしているのではなく、鬼となることで肉体の保存…技の保存ができるのに何故それがわからないのかと言います。
わかるわけがない、自分たちは人として生きて、人として死ぬことを矜持としていると悲鳴嶼。
怒りをあらわにして「貴様の下らぬ観念を至上の者として他人に強要するな」といいます。
上弦の壱は、「ほう」と一言。
すると悲鳴嶼は何かを感じたようで「今話していて気付いたが、お前は一つ虚偽を述べたな」
と指摘しました。
すると上弦の壱は動揺し、口ごもりながら「ふ…何を言う…私は何一つ偽ってなど…」
「例外はあったのだろう、痣を持ち二十五を超えて尚生き続けたものがいた」
上弦の壱は何も答えることが出来ず、微動だにしません。
「動揺したな、私の読みは適中のようだ」と得意げに悲鳴嶼が話していると、いつの間にか上弦の壱が悲鳴嶼にせまり、鎖を刀で斬ろうとしているではありませんか。
そして戦いが再開されます。
柱稽古の成果
二人の戦いから、少し離れた柱の陰で実弥は、怪我の手当てをしていました。
そして呼吸を整えていくうちに、実弥の顔にも痣が浮かび上がります。
そして上弦の壱と悲鳴嶼が戦っているところへ飛び込みます。
実弥を見ながら、(この男にも痣…今の世代の柱殆んどが痣者か…)と考えていました。
実弥の後ろから鉄球が飛んできて、実弥はまるでそれがわかっていたように避けました。
上弦の壱は、(真後ろから飛んできた鉄球を避けた)
(異なる呼吸の使い手同士で、さらにはこの速度の戦いで、連携してくるとは)と動揺を見せます。
実弥「柱稽古しといてよかったなァ悲鳴嶼さんよォ」ととても嬉しそうに戦っています。
悲鳴嶼は一言「うむ」と答えました。
『鬼滅の刃』ネタバレ170話のまとめ
無一郎の刀を天井から抜き、自分からも引き抜いている姿、痛いです。
無一郎も玄弥もまだ十代です。
それなのに、まだ生きている人の負担を減らせ、死ぬなら役に立ってから死ね。
最期まで戦いたい、兄貴を守る…死なせたくない…
二人とも自分のことよりも大切な人のことを守るために戦っているのですね。
痣の秘密もまた少しわかりました。
それは痣の者は例外なく二十五の歳を迎える前に死んでしまうという事です。
で申し訳それは全員がもう知っていたのです。
まるで鬼に勧誘するかのように、上弦の一は悲鳴嶼に、鬼となることで肉体の保存、技の保存ができるのにと言います。
悲鳴嶼は人として生きて人として死にたいと言います。
死というものが、いつも身近にありますが、人としての誇りを持ち、大切の人のために戦う鬼殺隊に崇高さを感じます。
上弦の壱は、自分だけが生きて、自分だけが強いままでいるために、鬼になったのでしょうか。
今までの鬼とは風貌のこともあり、違うような気がします。
実弥と悲鳴嶼の連携がとても上弦の壱のメンタルに効いているのかも知れないと思います。
練習の時は大変そうでしたが、柱稽古していて本当に良かったですね。
これから次から次へと柱が到着するのでしょうか。
もう誰も死んでほしくないと思います。
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