黒死牟との戦いは熾烈を極めています。
その間合いの広さと攻撃の速さで近づくことさえできません。
しかし、岩柱・悲鳴嶼さんがあることに気づきます————
今回は『鬼滅の刃』173話の内容を、黒死牟が見ている世界とそれに気づき始めた柱たちの動きを中心にお届けします。
目次
『鬼滅の刃』173話!のネタバレ
それでは『鬼滅の刃』173話!の要点をまとめてみます。
時間のない場合、目次に内容をまとめていますので参考にしてみてください。
技を出す前に相手の動きを読む黒死牟!!
黒死牟の技は尽きません。
『月の呼吸拾陸ノ型 月虹・片割れ月』
一体いくつの技を持っているんでしょうか?
やがて悲鳴嶼さんがあることに気づきます。
「おかしい 速すぎる」
こちらからの攻撃が全て読まれていて、しかもそれが速すぎるのです。
攻撃動作に入る前、技を出そうと考えた瞬間に動きを抑え込まれてしまう。
黒死牟には、自分たちにはない何かが見えているようだと感じます。
「感覚を研ぎ澄ませ
違和感の正体を掴め
鬼にできることは人間にもできる」
悲鳴嶼さんは集中し本質を見抜こうとします。
岩柱・悲鳴嶼行冥も透き通る世界に到達?
目が見えないからこそ本質を見抜くことに長けている悲鳴嶼さん。
黒死牟に対して感じた違和感から、感覚を研ぎ澄まして見抜こうとします。
すると・・・ふいに相手の体が透き通って見えるようになってきました。
「脈動が知覚できる
はっきりと像を結んだ・・・
もしやこれが!!」
これは上弦の参の猗窩座との戦いで炭治郎が到達した「透き通る世界」と同じではないでしょうか?
ここに到達すると、相手の肉体が透き通って見え、次にどんな動きをするのかが見えるようになるということでしょうか。
悲鳴嶼さん、誰に教わるでもなく自分のものにしてしまいました!
さすがです。
柱3人の連携プレー!!
画面は時透くんに変わります。
何とか黒死牟の攻撃をかわして間合いの内側に入り込もうとしています。
「ほんの一瞬でも
上弦の壱の動きを止められたら
悲鳴嶼さん不死川さんのどちらかが
奴の頸を斬ってくれる
必ず!!」
ふいに飛び出した時透くん。
悲鳴嶼さんはすぐに時透くんの意図を理解して実弥さんに合図し、3人は同時に動きます。
一瞬で仲間の意を汲み取り行動に移す柱たち、判断の速さが半端じゃないです。
3人同時に間合いを詰めてきたのを見て、黒死牟は同時に向かってくるより他に手がないからだろうと考えます。
そして一気に仕留める技をかけます。
『月の呼吸 拾肆ノ型 凶変・天満繊月』
その時でした。
ふいに黒死牟の手に何かがぶつかります。
それは悲鳴嶼さんの数珠の珠でした。
一瞬そちらに注意が向く黒死牟。
と、さらに、黒死牟の右肩に鉄球がぶつかりました。
黒死牟の肩から下が大きくえぐれます。
ついに!
ついにこちらの攻撃が黒死牟本体に命中したのです!!
ここで黒死牟は気づきます。
自分が気づく前に悲鳴嶼さんは数珠を投げ、さらには鉄球での攻撃をしかけてきた。
ということは・・
霞柱・時透無一郎も透き通る世界が見えている?
悲鳴嶼さんも自分と同じく透き通る世界が見えていることに気づいた黒死牟。
だから数珠を投げたことも鉄球を投げたことも感知できなかったのだと。
その時!!
時透くんが黒死牟の左わき腹に刀を突きたてました。
しかも攻撃はギリギリでかわし致命傷を免れながら。
しかしその瞬間左足を斬りおとされてしまっています・・・
黒死牟は、悲鳴嶼さんの数珠で注意を逸らされたため一瞬攻撃が鈍ったとしても、間合いの内側まで来たことに驚きを覚えます。
「まさかこの眼
視えているのか
私と同じ世界が」
時透くんもこの戦闘中に透き通る世界が見えるようになったのでしょうか…?
そして悲鳴嶼さんに対してはさらに、それを利用して黒死牟を攪乱したのです。
だから数珠にも気づかなかったし鉄球の攻撃もモロにくらってしまったのだと。
鬼と化した玄弥が狙う。その先にいるのは・・・
しかし結局は誰の刃も私の頸には届かない。
黒死牟は、至近距離まで迫った3人に技を繰り出そうとします。
「謀りも攪乱も
わかってしまえば意味もなし」
やはり上弦の壱は落ち着いていますね。
ただ強いだけでなく、予想外の出来事が起こっても慌てることなく次の攻撃を繰り出そうとするあたり上弦最強の所以なのかなと思います。
しかし、攻撃はこの3人からだけではありませんでした!!
玄弥がいます。
弱者として相手にされず、黒死牟の眼中にはない玄弥。
「俺が上弦の壱の動きを止められたら
俺もろとも撃っていいからね
絶対に躊躇するなよ」
前回172話の扉絵のシーンです。
ここではこんな会話が交わされていたのですね・・・
黒死牟の刀を食べて鬼化した玄弥。
さらに、左手で構えた拳銃は銃身部分が黒死牟の刀のようにギョロギョロの目玉が付いています。
弱者が予想外の動きをしてその壁を打ち破れば、一気に風向きが変わって勝利への活路が開くはず。
がんばれ玄弥!
しかし・・・
黒死牟に向かって撃てば間違いなく時透くんにも当たります。
「わかってる
わかってるよ」
ここで撃たなければみんなの攻撃を生かすことができない。
ついに玄弥は、動きのとまった黒死牟とそれを抑え込もうとふんばる時透くんの方向へ一気に射撃します!!
二人に銃弾が浴びせられ…
次回へ続きます。
『鬼滅の刃』ネタバレ173-174話のまとめ
「透き通る世界」に到達すると、相手に自分の動きを悟られずさらに相手の次の動きも見えるようになるのでしょうか。
黒死牟はいつ、どの段階で「透き通る世界」に到達したのでしょう。
人間で鬼狩りをしていたころでしょうか。
そして「透き通る世界」が見えている者同士の戦いってどうなるのでしょうね。
より技を早く出したほうが勝つ・・・?
黒死牟が、柱たちもこの世界が見えていると気づいたことで戦いに変化は起こるのでしょうか。
そして仲間を絶対に死なせたくないと思っている玄弥。
ついに黒死牟めがけて銃を撃ちました。
そこには時透くんもいます。
作戦とはいえ仲間を撃つのはとても辛いことだと思います。
柱である時透くんからの指示だしこれ以外に方法がないからなのか、それとも何か助かる秘策があるのか…
4人はついに、黒死牟の頸を斬ることができるのでしょうか!?

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