これまでの上弦の鬼の比ではない無惨の強さに、炭治郎も義勇も全く歯が立ちません。
さらに無惨は、柱はあと3人しか残っていない、蛇柱も恋柱も死んだと言うのです。
ところが・・・
今回は『鬼滅の刃』182話の内容を、無惨の攻撃力と蛇柱&恋柱の登場、そして愈史郎の活躍を中心にお伝えします。
目次
『鬼滅の刃』182話!のネタバレ
それでは『鬼滅の刃』182話!の要点をまとめてみます。
時間のない場合、目次に内容をまとめていますので参考にしてみてください。
無惨と対峙する炭治郎
炭治郎は、生き物に対してこれほど冷たい気持ち、腹の底まで厭悪が渦をまいたのは初めてだと感じていました。
対する無惨は涼しい顔で超然とたたずんでいます。
追い詰められたような表情は一切ありません。
現在の鬼殺隊には、かつての縁壱のような強い剣士がいないと思っているからでしょうか?
無惨はこれまでの上弦の鬼と違い頸を斬っても死にません。
上弦の壱の黒死牟は頸を斬られて一度は復活しましたが、かなりのダメージを受けていました。
しかし無惨はたとえ頸を斬ったとしても、再生速度が上弦の鬼をはるかに凌ぐことがわかっています。
無惨を倒すただ一つの方法、それは太陽の光にさらすこと。
炭治郎は、お館様からの指令どおり他の柱たちの到着を待ちつつ夜明けまでの戦いの攻略方法を探ろうとします。
怒りを感じながらもそれにまかせて攻撃するのではなく、冷静に状況を判断しているのはさすがですね。
上弦の鬼の比ではない無惨の強さ
しかし無惨の強さは想像以上でした。
突如、軽く腕を振ったかと思うとその腕が鋭く伸び部屋中を切り刻んだのです。
その威力はまるで多くの刃物を同時に振り回したよう。
凪で何とか攻撃をかわす水柱・義勇。
炭治郎はあまりの速さに目で追うことができず、感覚だけで何とか攻撃を避けていました。
そして、そこから決死の思いで攻撃の間を抜け一気に無惨の至近距離まで近づきます!
両腕を伸ばしきっていて胴がガラ空きの無惨。
いける!!
・・・次の瞬間炭治郎は床にたたきつけられていました。
右目を斬られています。
どんな攻撃をくらったのかもわからないくらいの速さ。
これまでの上弦の鬼たちとの戦いで、ここまで攻撃が見えないことがあったでしょうか?
上弦の参の猗窩座との戦いでは義勇に助けられながらも攻撃を避け、至近距離で戦うことができていました。
無惨に関しては・・・残念ですが全く歯が立たないという感じです。
間一髪で義勇に助けられますが、義勇は無惨がこれまでの上弦の鬼とはまるで違うと言います。
もはや間合いを詰めて斬り込むのは不可能な強さ。
攻撃をしてこない二人に対して無惨は、夜明けまでの時間稼ぎをしていることを見破ります。
そして縞の羽織の柱と女の柱はすでに鳴女が殺したぞと言いました。
無惨は鳴女の視覚を見ることができるので、鳴女が見た蛇柱の伊黒と恋柱の甘露寺の死体のことを言ったのです。
伊黒&甘露寺は生きていた!!
柱二人の死を聞いても悲しむ余裕もなく、防戦一方の二人。
右目が見えない炭治郎は、義勇の足手纏いにならないためかばってもらっていたのを振りほどき二手に分かれます。
そして匂いで何とか攻撃をかぎ分け透き通る世界を見ようとしますが、速すぎて匂いを感じることができません・・・!
そして攻撃を避けるのに集中するあまり、壁に激突してしまいました。
体のバランスを崩してもう駄目だと思ったそのとき・・・!!
「やめなさいよ――!!」
無惨の背後の壁を突き破って、甘露寺蜜璃が飛び込んできたのです!!
同時に飛び込んできたと思われる伊黒が、炭治郎を抱えて攻撃から守ってくれていました。
死んだと聞かされた二人の突然の登場!
嬉しい誤算ですがどういうことでしょうか?
伊黒は炭治郎に足手纏いの厄介者はもう引っ込んでいろ、と言いますが、二人が生きていたことにホッとして、良かった・・・と思わず涙をこぼす炭治郎。
鳴女に怒りをぶつける無惨
一方、鳴女から間違った情報を送られていたことに気づいた無惨は激怒します。
何故殺したはずのこいつらがここにいる?
「何をしている 鳴女!!」
何と、鳴女を操っていたのは愈史郎でした。
姿を隠して鳴女に近づき鳴女の視覚を操作していたのです。
「無惨お前は この世で最も重い罪を犯した
俺から珠世様を奪ったこと 後悔してひざまずけ!!」
今からお前を 地上へ叩き出してやる!!
怒りに燃えた愈史郎が涙を流して叫びます。
同時に無限城全体が大きく揺れてたわみだしたのでした。
次号へ続きます。
『鬼滅の刃』ネタバレ182-183話のまとめ
無惨は柱が全員でかかってもかなわない底力を持っているように感じます。
どう考えても普通に戦って勝ち目はない中、どうなることかと思っていましたがここにきて愈史郎のナイスアシストですね!
愈史郎は愛する珠世を奪われて怒りと悲しみに燃えています。
珠世と愈史郎は、この「鬼滅の刃」以前の吾峠先生の作品「過狩り狩り」にも登場しており、登場回数は多くないもののその時々で物語に大きな影響を及ぼしています。
珠世が無惨に殺され、独りになった彼がどうなるのか気になっていましたが、まさか鳴女を操るという大胆な行為に出るとは・・・。
もし成功すれば無限城の崩壊という新たな展開を見ることができるはずです。
愈史郎は、珠世の願いを叶えるためとはいえ嫌いな鬼狩りと行動を共にし、最後は珠世の死という最悪の事態を迎えることになってしまいました。
もし無限城が壊れると愈史郎自身も夜明けとともに太陽の下に身をさらすことになりますが、それも全て承知の上なのでしょうか。
自身をも滅ぶ覚悟で仇を討つ、愈史郎の攻撃が無惨への大きなダメージになりますように・・・!!

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