今週のハイキュー!はセンターカラー。
両チームの勝利の女神、リエーフ姉と清水がいつもと違うタッチで描かれています。
ハイキュー!!306話のネタバレ
それではハイキュー!!306話「照準」の要点をまとめてみます。
前回で「狙われる おれ・・・!!」と音駒のターゲットになった日向がこのピンチをどう乗り越えるのか。
時間のない場合、目次に内容をまとめていますので参考にしてみてください。
後ろ向きにはならないで
不安な表情でコートを見つめる谷地を梟谷の木兎と赤葦が発見します。
“小さくて見えなかった”と木兎の悪気は無い発言にドン引き。
マネージャー歴の浅い谷地は3セットマッチで烏野が第1セットを落とすのを初めて見た、と表情が曇らせます。
インターハイの県予選で青葉城西に第1セットを落とした時には、まだ入部していませんでしたからね。
そこに木兎が“守備力が上がってくる音駒相手というのがまたヤバイ”とさらにダメ押し。
いや本当に悪気は無いのでしょうけど。
それを聞いて谷地は「あと1セット取られたら終わりだ」と悲観的になります。
でも
“負けたら”なんて考えないで“今”を見てあげて
と木兎がまさかの正論。
そして
“俺達がどのくらい強くなったのかを見て”
とも。
一見カッコいいこと言っていますが不安を煽ったのは間違いなく彼ですから。
でも後ろ向きに考えがちな谷地にとってはこの意見は新鮮。
自分にない思考を思い知ることは
「痛気持ちいいです」
とまさかのドM発言!
さすがに木兎たちも谷地が何言っているのかわかりません。
緊張感ある地味な展開
さて場面はコートに戻ります。
日向のブロードで先取点を取った烏野のサーブは影山。
現在のローテーションは以下のとおり。
- 影山←サーブ↓
- 月島(西谷)↓
- 東峰↓
- 澤村↓
- 日向↓
- 田中
- 福永↓
- 黒尾(夜久)↓
- 海↓
- 山本↓
- リエーフ↓
- 研磨
影山からの強烈なジャンプサーブは海が拾う!
これを山本が決めて1-1の同点。
稲荷森戦とは違いなかなかサーブが決まりません。
サーブ権は音駒。
笛と同時に打ち出した研磨のショートサーブ。
狙うはやはり日向。
ボールをレシーブすべく構える後ろから「(オー)ライッ」と力強い声。
リベロの西谷だ。
一歩下がる日向(←)とボールを拾うべく一歩前に出る西谷(→)が一コマに。
「←キュ→」と擬音と矢印の組み合わせでそれぞれの動きが分かりやすい。
2点目を決めたのはライトから澤村!
音駒が地味に潰す1点をこっちは地味に死守してやれ!と激を飛ばす菅原。
しかし音駒も負けていない。
田中のサーブをリエーフが決め1本で切ります。
今度のサーブはアタックを決めたリエーフ。
とここで烏野の守備に変化が。
音駒の速攻つぶしが明確になってきたことから対応策としての前衛守備。
それを見てリエーフは“後ろを狙う!!”
コートの後方に向かうボールに一瞬ギクッとする日向。
しかしこれも西谷がジャンプレシーブ。
それを見るや日向の変人速攻でお返し!!
ギャラリーも「高・・・!!」「10番(日向)めっちゃとぶ」と驚くほど。
烏野ブレイクで均衡が破れる
試合は一進一退の攻防が続きます。
田中のアタックでようやくサイドアウトしたスコアは烏野5-音駒4。
なかなか一筋縄ではいかないようです。
「立ち上がり均衡を保っている第2セット」
このコブシは誰?サーバーの東峰だ。
小さなミスが命取りになりかねない緊張感の中、思い切ったジャンプサーブは「ドオッ」と相手陣営に叩き込まれる!
しかも見開き。
とうとう音駒からノータッチエースを決めた!!
実況するアナウンサーをして烏野の積極性に「『ミスをするかも』という思考は二の次ですよね」と言わしめるほど。
調子が上がっているのは音駒だけではない。
烏野も同様です。
エンジンブルブル絶好調!(元ネタわかるかな?)
今回はここまで。
ハイキュー!!ネタバレ306話のまとめ
まずは烏野側。
第2セット開始前の作戦が見事にハマります。
第1セットとローテが変更になり西谷が日向を上手くフォローしました。
さすが先輩。
また地味ですがリエーフのサーブをオーバーハンドでさばくシーンは、稲荷崎戦での苦手を克服した成長が見られます。
そして攻撃面では東峰のアゲアゲが止まりません。
間違いなく今日は“当たり”の日でしょう。
その絶好調ぶりは味方であるはずの影山がメラメラと嫉妬をするほど。
最後のページですがホントに負けず嫌いですね。
次に音駒側。
前回から続けてきた日向狙い。
しかし第2セットでは3度仕掛けましたがことごとく失敗。
どうやら研磨は新しい攻略方法を考えなくてはいけないようです。
リエーフがコートアウトする間も烏野の守備陣形やローテを頭の中でぐるぐる浮かべています。
何かかわいい。
そのリエーフはサーブの失敗を反省します。
猫又監督からは“ただやるだけではなく考えてやってみる”ことの大事さをアドバイスしてもらいます。
「ウス!!」と元気よく返事はするけど分かっているのかな?
でも両チームの中で一番化ける可能性が高いのは、日向ではなく実はリエーフだと思います。
彼が本当に『考えた時』には烏野にとって研磨同様に“やっかいな相手”になるでしょう。
現時点のスコアは東峰のブレイクで、烏野6-音駒4 と先行された音駒ですが、ゲーム的表現を使えば日向狙いとは違う“新たな攻略ルート”を研磨が発見して反撃となりそうです。

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