最終決戦で敵の居場所という最重要情報をスタンリーより早くゲットした千空たち。
しかし、スタンリーたちは隙のない布陣を展開し、スイカたちの足取りを辿って千空たちに確実に迫ってきます。
敵の通信機を破壊しようと提案する氷月。
敵同士が連絡不可能となれば、ゼノを拷問してスタンリーを降伏させられると語ります。
手段はどうであれ、通信機が破壊された場合は修復のため、莫大なロスタイムを与えることは確実です。
そのため、司、コハクも氷月の提案に賛成。
3人の気配を感じたマヤたち別動隊とのバトルが始まります。
目次
『Dr.STONE(ドクターストーン)』188話のネタバレ
それではDr.STONE(ドクターストーン)第188話『Z=188 かつて消そうとしたものは』の要点をまとめてみました。
遂に南米で開戦した科学王国とスタンリーたちとの第2ラウンド。
飛び道具相手に剣など接近戦を武器に戦いを挑むなど、明らかに不利な要素しかない司たちですが、果たして勝機は見出すことが出来るのでしょうか?
時間のない場合は目次に内容をまとめていますので参考にしてみてください。
決死の出陣
スタンリーたちの銃に囲まれて、司たち3人の死は最早必然。
しかしながら、敵の心臓部である通信機だけは必ず打ち砕くつもりのコハク。
目指すものは、千空たち皆の勝利だけです。
司の一撃で銃は破壊され、氷月の尾張槍術で敵のマシンガンは手玉に取られます。
しかし、敵の銃の威力にコハクの盾は半壊します。
本来ならば闘う時の背中とは凍てつくような寒さですが、最後の戦いでこれほどまでに熱く感じると、コハクは感慨深い様子です。
ちゃんとした最後の仕事
乱戦の最中、突如として大木がコハクを襲います。
マヤが力任せに押し潰そうとしたのです。
しかし、倒れてくる大木を剣で支えたのは司でした。
ジャパン出身の格闘チャンピオンの登場に全力で殺すつもりのマヤ。
司をフルボッコしますが、ここまで自分を苦戦させた相手は初めてだとマヤに感嘆します。
ノーダメージの司にマヤは驚くばかりです。
そこに司の右ワンパン!
マヤは一撃で吹き飛ばされてしまうのでした。
敵は司のバケモノぶりに脅威しますが、それも一瞬の出来事でした。
司は狙撃されて胸にダメージを負ってしまいます。
科学の武器である銃の前では、さすがの司も為す術なく銃の連弾を浴びてしまうのでした。
コハクは司の危機に注意が向いてしまいます。
その隙にコハクを狙うスタンリー。
このピンチに身を挺して守るのは氷月でした。
真正面から蜂の巣にされながらも、仕事があるでしょうとコハクに語りかける氷月。
涙を浮かべるコハクは、言われるまでもないとその場を後にします。
最後は泣きながら敵の通信機を一刀両断することに成功したコハク。
スタンリーはコハクの目的が通信機と知り、「やんじゃん」と言いながら銃口を向けると、森の中からは銃声が2発響き渡るのでした。
願いを託して友が堕つ
周囲はすっかり夜となり星が輝いています。
戦闘現場にはスタンリーたちの姿はなく、足跡からその場を去って行ったようです。
司の意識は朦朧としています。
通信機の破壊を確認した司は、氷月とコハクの仕事ぶりに感心します。
しかしながら氷月は既に絶命。
司とコハクも長くは保ちそうにありません.
死に際であれこれ考える司。
メデューサの修復作業は、死者を蘇らせることが出来るのか。
自分や妹の未来のケースを思い浮かべながら、細胞組織の保存状態だけが問題なのか。
いつの間にか千空たちの科学に全ての命運を託していることに気付いた司は、自ずと笑みが漏れるのでした。
かつて自分が消そうとしたものは、希望の星になった。
司はそう感じて、後の事を千空に頼むと呟きます。
盟友の命が尽きようとする中、千空たち科学チームによる懸命のダイヤ電池作業は続くのでした。
『Dr.STONE(ドクターストーン)』188-189話のネタバレのまとめ
とうとう科学王国に初の犠牲者が出てしまいました。
司が気付いた時には、氷月は既に絶命。
その司もコハクと共に虫の息状態にあることから、その激闘の様子が伺い知ることが出来ます。
局地戦では目的を果たした科学王国ですが、結果を鑑みれば大きすぎる代償ではないでしょうか。
バトルチームの全滅は、今後は千空たちを守るメンバーがいなくなることを意味します。
臨終の際に司がメデューサによる復元効果を色々と考察していましたが、最後は自分が滅ぼそうとした科学頼みというのが皮肉なものです。
そのメデューサですが宝島編で重傷の銀狼を復活させていましたが、果たして死人まで蘇るかは不明です。
ワンチャンあるとすれば、司とコハクが息を引き取る前にメデューサを発動すれば、生き延びる可能性はあるかもしれません。
今回はコハクが涙目状態のシーンがありました。
VS司帝国や宝島編など過去の戦いでは、ピンチの場面で千空に対する期待や思いが描かれていましたが、今回は尺の都合なのか、その辺りの心理描写が無かったのが残念な気もします。
ラストシーンのコマではカセキの研磨作業が続いていたことから、メデューサの再起動は完成していないと思われます。
千空は司たちの犠牲が無駄にならないよう、その意思を引き継いでほしいところです。

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