新メデューサによる世界の石化現象から8年が経過。
世界一周を成し遂げた千空たちは日本に凱旋です。
まずは宝島に寄港してソユーズやアマリリスが復活します。
その後、宝島に帰還した千空たちはルリたちの石化を解除。
ルリはコハクとの再会に喜びますが、恋愛要素の精神的に成長しないクロムに少々ガッカリ?
スイカもペットのチョークとサガラに再会して大喜びです。
手土産として抱えてきたお米で、ソウルフードのお寿司を握るフランソワ。
これでスペシャルミッションもフルパワーだと、千空がリルに指示していたのはダム製作でした。
水力発電を利用してロケット本体のアルミニウムを作るつもりです。
一方、赤道に近い宝島では地の利を活かしてロケットの発射場が完成しました。
敵は謎のホワイマンただ一人。
宇宙に旅立つため地球人類が皆で力を合わせます。
目次
『Dr.STONE(ドクターストーン)』213話のネタバレ
それではDr.STONE第213話『Z=213 UNKNOWN KNOWN』の要点をまとめてみました。
ロケットの素材探しと世界中での街づくりを終えて、無事日本に帰還した千空たち。
しかし、いつホワイマンからの攻撃があるか分からないため、一刻も早くロケットを完成させる必要があります。
時間のない場合は目次に内容をまとめていますので参考にしてみてください。
娯楽の必要性
ダムの放水が始まりました。
圧倒的なスケールのデカさにクロムは大興奮。
ダムと巨大水力発電所という大規模ミッションは、マンパワーがいくらあっても足りないくらいです。
次々と石化解除する日本人にお寿司を握るフランソワ。
多くの新復活者に現在の事情を説明するゲン。
石化装置はゲットしたものの犯人のホワイマンが月に存在するため、再攻撃される前にロケットを作ると、持ち前のマジックまで披露します。
これだけ人々が増えた現状において、皆の心をまとめ上げるために娯楽メディアが欲しいと龍水は思うのでした。
自分もゲームにどれだけ救われたかと龍水の意見に賛成するSAI。
しかし、それとは別の話だと悪魔じみた表情で龍水は本心を語ります。
メディアを牛耳るものが全てを手に入れる。
古くはTVやネット。
新世界もその段階まで辿り着いたと野心を隠す気がありません。
千空とカセキがあっさりとTVを製作。
世界初のTVは日本発祥から、図らずもその再現となりました。
何チャンネルが見られるのかと陽の質問に愕然とする千空。
この世界にはTV局が存在しなかったとトボケますが、羽京は承知の上だろうと千空が確信犯であることを指摘します。
確かに千空はTV番組を移すつもりではありませんでした。
それでは何をと疑問のゲンやチェルシー。
答えは本日到着する北米からの定期便。
どうやらSAIが待望するブツとの関係があるようです。
朋友、北米より来たれり
北米から運ばれてきたのは、SAL9000とナンバリングされた巨大なコンピューターでした。
ひとまず凄いのが完成したと、意気揚々で同船してきた大樹。
頭脳のCPUは16Bitの60KHz。
129枚のメモリーコアユニット。
512kbitROMと16kbitSRAM相当のスペックは、要するに初代ファミコンと同じ性能を誇るのでした。
早速コンピューターとTVが接続されました。
プログラムのやり方は少々複雑で、パンチカードによる読み込みになります。
穴の空いた紙で本当にゲームが出来るのか疑問の陽ですが、対照的に上機嫌で作業をするSAI。
しかし、モノクロ画面に映し出されたゲームを見ると誰もが驚きます。
この手の落ちゲーはシンプルなプログラムなので、どんどん作れると事も無げなSAI。
シューティングなど多くのゲームに誰もが楽しむのでした。
既に自分程度の人智は越えていると、AIとのチェス対決に負けながらも満足気な龍水。
SAIは石化前に行われた、人類VSコンピューターによる世紀のチェス対決を語ります。
伝説の39手目。
AIが突然の大長考の末に動かした勝利の妙手。
一見悪手に見えましたが、それこそが人智を越えて未知のものを科学が生み出した瞬間でした。
その未知のものこそ、全て知りたい、全て欲しいだと例える龍水。
まさに科学は世界一の欲しがり屋。
ホワイマンによるメデューサの禁断の科学さえもです。
メデューサ暴走?
一方、そのメデューサを真空保存するカセキと千空。
風化すると使用不可能なことから、少しでも長持ちさせるための手段です。
厳重に保管されるメデューサ。
ケースの外から発動条件を叫ぶと起動するのかと質問する陽ですが、ゲンはこの距離ではムリだと思います。
しかし、カタカタと急に動きだすメデューサ。
誰も命令していないのにメデューサが勝手に起動したのです。
必死に逃げる2人でしたが間に合わず。
石化光線を浴びてしまうゲンと陽。
突然起動したメデューサ。
果たしていかなる謎が潜んでいるのでしょうか?
『Dr.STONE(ドクターストーン)』213-214話のネタバレのまとめ
連載が再開して物語は終結章へ。
マンガワープともいえる「あれから○○年後」という描写はありませんでしたが、ダムや計算機が完成しているとこから、それなりの時間経過はあったようです。
北米から帰国した大樹。
千空とは握手なくグータッチなのは現実世界を配慮してかな。
杠の同伴も期待したのですが少々残念。
あれだけ巨大なCPUもスペックとしては初代ファミコンと同性能。
いかにファミコンが画期的なものだったかと今更感です。
それにしても16 Bitですか・・・
PS5や新発売のswitchと比較すると、CPUの急速な性能アップを感じずにはいられません。
電力供給も正常稼働しているようで、よく見ると今までよりも夜の景色が明るくなっていることにお気づきでしょうか。
初期のころに電気が灯り大喜びしていたのが懐かしいです。
ラストはメデューサが突然の再起動。
顔面破壊の陽には気の毒ですが、次回はメデューサの原因解明回になりそうです。

⇒『Dr.STONE』215話!宇宙に向かって何度でも!!ロケット・・
⇒『Dr.STONE』214話!宇宙キターッ!!TV放映と人工衛星プロ・・
⇒『Dr.STONE』212話!日本に凱旋した千空!ラストミッション・・
⇒『Dr.STONE』211話!世界一周目前!やっぱ日本人にはお米で・・